たぬきの糸車

Posted By taga on 2012年10月30日

今日は伊丹の小学校へ

研究授業事後研の指導助言に行く。

 

1年生の「たぬきの糸車」。

久しぶりに一年生を観たが、

やっぱりかわいくて生き生きしていて、

いいねえ。

素直さが顔に出ている。

 

ベテランの先生が、子どもたちをうまく受け止め、

愛情をかけて育てているのが

よく分かる授業だった。

 

子どもって、おもしろい。

いろんなことを考える。

「おかみさんは、なぜ、おもわずふきだしそうになったのに、

だまって糸車をまわしていたのでしょう。」

という、1年生には難しい問いかけに、

僕の目の前の子どもたちは、いろんなことを考えていた。

「わらったら、もっとひどいことされる。」

「目がまわっているのを見たいから。」

「たぶん1かい見ただけでは、はりにささったら、ぴょんとしないといけないから。」

「たぬきの目玉がとまるから。」

「やめとこやめとこて、いったから。」

「おもしろいから。」

「たぬきにわらわれるから。」

ここに、それぞれの子どもの思いというものが、

こめられている。

これをどうみんなのものにしていくか、

いくらでも楽しめる。

 

ほんとに、子どもはおもしろい。

About The Author

taga

Comments

Comments are closed.