子どもに癒されるときとは、どんなときか・・・親塾⑰より

Posted By taga on 2013年1月29日

子どもに癒されるときとは、どんなときかと言いますと

・ 阪神大震災のときに、東灘区に住んでいらっしゃった、僕の先輩の校長先生が、

ご自宅も全壊しました。

避難所で、本当に力が出なくなり、無気力でしばらく、ぼうっとしていたんだそうです。

そのときに、まだ乳飲み子が近くにいて、

その子は何にもできないで、ただ、泣いたり笑ったりしているだけだったんだそうです。

でも、その子の笑顔を見ているうちに、だんだんと気力がわいてきて、

やる気になって、動き始めたと、おっしゃいました。


赤ちゃんは、存在だけで癒しになることがあるものです。

それは、邪念がまったくなくて、

ただ、生きていることだけに一生懸命になる存在だからです。

邪念がなく素直な心というものは、美しいものです。

それに触れているだけで、心が癒されていくものなんです。

だから、お子さんの態度に腹が立ったり傷ついたりしたら、

生まれたころのアルバムを開いて、そのときのわが子の顔を見てください。

きっと、落ち着きます。

必ず、癒されますよ。

 

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