春めいて
Posted By taga on 2013年2月28日
「春めいて・・・」って、いい言葉だなあ。
言葉のひびきが、いい。
「夏めいて」「秋めいて」「冬めいて」
どれも、イマイチでしょう。
身の回りが、
寒くても、雪が降っていても、
どこか春めいてきている。
東北・北海道は、もう少しかかるかな。
まもなく、「春告草」と言われる梅が咲く。
蝋梅は、もう黄色い花を咲かせているところもある。
子どもたちに
「蝋梅って、知っていますか」
と聞いても、分からないと言うが、写真を見せたら、
「ああ、それなら、咲いてるよ。」
「見たことがある」
と、返ってくる。
見ているものと言葉とをつなげるのも、語彙指導だ。
今、庭のつぼみが「ふくらんで」きている。
「春風」を待つという意味から、「風待草」とも言うそうだ。
こういう言葉を教室で使ってほしい。
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