「雨の日と月曜日には」親塾25から その④

Posted By taga on 2013年6月17日

僕の大好きな曲にカーペンターズの

「雨の日と月曜日には」「Rainy days Mondays  always get me down.

という曲があります。

実は、この曲のタイトル通りのことが、学校では起こります。

月曜日は、子どもたちの状態がよくありません。

特に土日が休みのときの月曜日は、ひどいものがあります。

低学年は特にそうです。

さらに、子ども達は「虫」みたいなところがあって、

雨が降るととたんに活動がおかしくなるんですね。

天気がいいと元気で健全なんだけど、

雨の日はトラブルが急増します。

雨の月曜日でしかも低学年ともなると、

僕なんかは、一時間目から授業をする気は全然ありませんでしたね。

何か子どもたちに楽しいことをしてやろう、

今日の一時間目は、少し長いお話をしてやろう、

そんなことを考えながら学校へ行っていました。

この辺の子どもの機微が分からない教師は、

月曜の朝から、イル・ウインド、

つまり叱ったり、どなったり、怖い顔をしたりと、

マイナスの風ばかりを子どもに与えてしまいます。

そうすると、そういう風に当たった。

もともと調子の良くない子どもたちにマイナスのスイッチが入って、

さらにおかしくなって、悪循環になるのです。

おうちでは、雨の月曜日の朝に送り出すときは、

気を付けてください。

もともと良い状態ではないのに、おうちの方が子どもに

「早くしなさい。」「何やってんの。」「もういいかげんにしなさいよ。」

「ママはもう知らないからね。」

等と、マイナスの風を浴びせ続けて送りだしたら、

ろくなことはおこりませんよ。

事故の起きる可能性も大きくなるし、

友だちの言葉にキレやすくなりますし、

友だちの意地悪がいつもよりずっと強くこたえるかも知れませんね。

イライラして腹を立てて、つい、言葉が過ぎてしまうことなんて、

ありますよ、親子だもの。

だけど、最後の一言を大事にして、送り出してあげましょう。


★ 「最後だと分かっていたなら」Norma Cornett Marekを読む。


子どもにかけた最後の一言が「もう勝手にしなさい」になることもあるのですよ。

出かけるときの「最後の一言」の言葉かけを大切にしましょう。

ょっと違いますよ。

 

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