厳しさと優しさ 3

Posted By taga on 2014年3月18日

ここまで、昔の父親的な男性的な厳しさの話をしてきました。

では、昔の母親的な厳しさは、どこにあったのでしょうか?

「水ごり」という言葉をご存知ですか?

子どもへの願いのために、夜中に井戸で水を浴びることです。

冷たい水に自ら撃たれて、自分の体を痛めつけることで、

わが子が立ち直ってくれるように、わが子の病が治りますように

等と、水垢離していた方もたくさんいらっしゃるし、

そういう発想を持って、子どもを育てていたんですね。

それを陰でそっと見ていた子どもが強く感じ入って、

自分を振り返るということがありました。

ここからは、学ぶことがあります。

それは、自分に厳しくするということです。

何もかも「子どものせい」「夫のせい」にはしないで

自分の責任なのだという強い思いですね。

自分が痛い思いをしないで、

子どもを育て上げようとおもうことが、間違っているような気がするんです。

これは、教育の原点だと思います。

と言ったからと言って、

「今日おうちに帰ったら、さっそくシャワーを浴びて・・・」というのはダメですよ。

するなら、温水は切ってくださいね。

戦前の母親は。わが子を軍隊にいれなければならないことを意識していました。

ですから、子どもを厳しく鍛えるという意識も強かったんです。

その割には、そんなに暴力を奮ってないんですね。

 

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