長崎の事件に思う

Posted By taga on 2014年7月31日

高校1年生の事件は衝撃的で

ほんとはコメントしたくない感覚がある。

でも、こんなときにそのことに沈黙することが

ふだん発信している人間としてはどうかとも思う。

 

ひとことで言えは、これを教育問題と考えない方がいい。

佐世保市でこの10年間取り組んできたことが

役にたったかどうかを、この特殊な猟奇的事件だけで判断するなど、

できるはずがない。

 

コメンテーターなる方々が、好きなことを言っている。

それは、いつものことであるが、

聞き捨てならないことを言う専門家がいた。

「10年前の事件の子どもがアスペルガーだと分かっている。

アスペルガーの子どもは、こだわりが強くて、・・・」

この言い方は、誤解を生むどころではない。

誹謗中傷に近い。

テレビで発言することの影響をあまりにも度外視したひどい言葉だ。

だいたい、まだ、事件を起こしたこどもがそういう発達障碍だということなど、

全く分かってもいない段階でこういうことを言う方の良識を疑う。

 

「血液型のAB型の人は***の事件を起こしやすい」

と言っているのと、大して変わらない。

 

最低。

何が専門家だ。

僕はめちゃくちゃに腹が立つ。

 

こんな人間がいるから、まともな議論ができにくくなるのだ。

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