特別支援教室での読み聞かせ

Posted By taga on 2016年11月12日

毎年、特別支援教室で読み聞かせをさせていただく。
いつもは、二十五分~三十分という時間内で読んでいる。
今回、僕はアバウトな時間設定で臨んだ。
子ども達の反応次第で読むのをやめようと思っていた。
しかし、結局四十五分間、読み切ったし、
子ども達も最後は疲れた子どももいたが
しっかり聞いていた。
ここでの読み聞かせは、僕にいつもたくさんのことを教えてくれる。
全く反応しない子どもがいる。
でも、彼は目の表情が豊かで
眼が感情を伝えてくる。
「ああ、今、この子じいんとしているんだなあ。」
「おもしろがってるなあ。」
と、目だけで語りかけてくる。
この子たちとは、ほんといつも、真剣勝負している感じである。
読んだ本は、以下の通り。
『けしごむくん』
『おいしい音』
『おとなになったら、なにになる?』
『まいごのどんぐり』
『こうさぎましろのお話』
読み終わって、どれが良かったかたずねると、
いつもばらばらである。
そこがいい。
担任の先生方にもそれによっての気づきがあるようで、うれしい。

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