『女性教師の実践からこれからの教育を考える』学事出版

Posted By taga on 2017年4月9日

今月末にいよいよ第2弾発刊。
■ 前書きから(一部抜粋)
第二弾として、現場の生の実践を語ってほしいと、五人の女性教師に執筆を依頼しました。
宇野さん、藤木さんのようなある程度完成された実践家とは違い、
発展途上の先生方です。
年代は、二十代後半、三十代の前後半、四十代の前後半と広い範囲の方々です。
人生経験も働く地域もさまざまです。
九州、関西、北海道で、それぞれの個性を活かしながら日々がんばっておられる方々ばかりです。
教師としてのタイプも全く違います。
それぞれに、ご自身の立ち位置、学級づくりや授業でのポイント、自分を支えている根本など、語っていただきました。
女性の先生方がこの本を読まれるときは、ぜひ、ご自分のたどってきた道、歩んでいる姿と照らし合わせながら読んでみてください。
どなたかの話と重なる処がきっとあり、共感できるのではないかと思います。
また、男性教師は同世代の女性陣がどのように教師としての力量を形成しているのか、考えることができるでしょう。
それは、今の自分、これからの自分に活かせることだろうと思います。
共感したり、反発したりしながら読んでくださって、いろいろな議論が起こることで、
これからの学校教育の在り方をさぐっていくことを期待します。
それが「女性教師から学ぶ」ということだと思っています。
また、武庫川女子大学の藤本勇二先生には、女性教師を現場に送り出し続けているという立場から、
女性教師の「今」と「これから」を語っていただきました。
深い愛情を持って教え子たちを育ててこられた先生だからこその教師論は読みごたえがあります。
そして今回はさらに、女性管理職にも踏み込みました(ちょっとおそるおそるですが・・・)。

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