親力 29 認めるということ

Posted By taga on 2022年3月9日

※ 認めるということ
 褒めることを無理やり探しても、見つからないということがあります。だいたい、人は、欠点を探す方が得意なのですね。子どもを見ていたら、
「ここが足りない。こんなところが嫌だ。」
ということの方がたくさん目につきます。
 自分の悪いところに似ていたら、すごく嫌だと感じますし、自分の連れ合いの悪いところとよく似ていたら、それだけで嫌になってしまうこともあります。
 褒めるところ、良いところを探すのって、けっこう難しいんですよね。
 そこで、「認める」ということをお勧めします。
 子どものしたこと、言ったことで、
「褒めるほどではない」
と感じてしまうことってありますよね。
 できて当たり前のことをしたからと言って、取り立てて褒めようとは思わないこともあるでしょう。他の子どもと比べたら、全然たいしたことではないと感じることもあるでしょう。
 その「当たり前」を一度ゼロベースに戻してみることが大切です。
 子どもなりに頑張っていたら、その頑張りに対して認めるのです。
「よく頑張ったね。」
その一言で子どもは育つのです。

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