今年はこれから

taga | 2015年11月26日

毎年、11月が一番荒れやすいのだが 僕の予想では、今年はこれからだ。 それは、数日前まで暖かかったから。 寒くなると、心も冷えやすい。 あったかいとき、心は荒みにくい。 急にさむくなってきた。 これからだ、教室が荒れるの [...]

こんなときに限って・・・

taga | 2015年10月22日

今、正直、時間が足りない。 ふだんは 「多賀先生は、どうやって時間を作っているんですか」 と言われるくらいいつも時間の余裕がある。 それが自慢だったのだが。 週末から体調を崩していた。 微熱が続く。 でも、しなければなら [...]

化学探偵

taga | 2015年10月20日

喜多喜久の 「化学探偵Mr.キュリー」3巻を読む。 この作者は東北大薬学の修士終了で 大手製薬会社の現役研究員という肩書き。 およそミステリー作家っぽくない。 残虐な事件がなくて、 らくに読めてしまう。 ベンズアルデヒト [...]

休憩

taga | 2015年10月11日

久しぶりの完全休養。 新しい本の原稿も仕上げて、 ほっと一息。 昨夜から、ずっと読書三昧。 これが僕の休憩。 文学の匂いのするものを久しぶりに読んだら 予想通り、その毒に当たってしまった。 文学には毒がある。 曽野綾子の [...]

『警視庁殺人分析班シリーズ』

taga | 2015年9月27日

どうも、警察小説にはまる傾向が強すぎる。 この3日間で麻見和史の警察シリーズを4冊。 400ページくらいが4冊だから、 この忙しいのに何をやってるんだと思う。 でも、かっぱえびせん状態なんだよね。 152㎝の小柄な刑事、 [...]

『まぼろしのパン屋』

taga | 2015年9月10日

松宮宏の書き下ろし文庫。 奇妙な話。 寝る前にふとんで読もうとしたのが、失敗。 10時頃に読み始めて、12時過ぎてしまった。 だから、メル前には、難解な本を読むようにしているのに・・・。 3部の短編集。 いずれも食べ物に [...]

本の会 12

taga | 2015年9月2日

今年の夏も、「本の会」№12で締めくくった。 ここは、僕のホームグラウンド。 いつもは講演原稿を作り込んでいくが、 ここでは、メモ書き程度で、アドリブで語る。 それでもいいという安心感がある。 1時間半の予定はただの予定 [...]

ラグビー好き

taga | 2015年8月19日

「10俺たちのキックオフ」 堂場 瞬一 読了。 ラグビーをちょっとでも知っていたら、 おもしろい話。 珍しいラグビー小説。 それも大学ラグビーが舞台だ。 でも、人間を描いたもの。 急逝した監督と交代した新監督と元監督の息 [...]

『ブルーマーダー』

taga | 2015年8月2日

誉田哲也の姫川シリーズの第6弾。 『ストロベリーナイト』からそうだが、 バイオレンスなシーンは、あまり気持ちよくない。 しかし、人間の中にある 「野生」「凶性」「狂性」のようなものを 表に出してくるから、 僕はほっとする [...]

にわか芥川賞評論家

taga | 2015年7月23日

ピースの又吉の『火花』 芥川賞の受賞によって、芥川賞そのものが注目されているような気がする。 芥川賞作品を読んだこともない人たちが いいとか悪いとか言うのは、どうかなあ。 芥川賞作家は、ほとんど残っていない。 新人賞なん [...]