帰国子女学級

taga | 2015年11月1日

教え子の訃報を聞いてから ずっとそのときのことを思い浮かべている。 少し書いていこうと思う、35年前のことを。 それが「偲ぶ」ということだと思う。 新卒で担任した四年生が帰国子女学級。 当時の神大附属では、帰国して一年未 [...]

おだずな

taga | 2015年10月7日

尾形君のクラスで授業したとき 彼のイメージとして子どもたちの言ったのが、 「おだずなー」 という言葉。 なんのことか分からなかったが、 関西だと 「ふざけんな!!」 「じゃかましい!」 ということらしい。 子どもたちにと [...]

なぜにこんなに早く・・・

taga | 2015年8月30日

1987年の学級通信を開いていたら、 当時4年生のしょうちゃんのことを僕が書いていた。 『ずっしりと思い小銭』~赤い羽根に 「先生、これ募金箱に入らないのですが、 どうしたらいいですか。」 茶色の中型封筒にぎっしりと何か [...]

力をもらった

taga | 2015年8月4日

中学から単身でイギリスへ留学していた教え子と出会う。 母親の心配を押し切って、渡航。 体の小さな子だったが、 驚くほど精悍になっていた。 ラグビーで鍛えているという。 相変わらず、大きな方ではないから、 本場イギリスで大 [...]

見失う子どもたち

taga | 2015年7月22日

学校へ行けなくなる。 就職への意欲がなくなる。 家でぼんやりしている。 そういう子どもたちの状態を 親は悩み、苦しむ。 そして、その苦悩が、よけいに子どもたちを苦しめる。 そんな例をいくつも見てきている。 この頃、多いよ [...]

ウソもいろいろ

taga | 2015年5月3日

若い先生との話。 「どうしても気になる子がいるでしょ。 注意ばかりになってしまうんじゃないかな。」 「ともかくいっつもウソをつくんですよね。 ちょっと 『なんで遅れたの』 って聞いただけでも、いろいろウソをつくんです。」 [...]

鶯の囀り

taga | 2015年4月14日

僕の周辺では、鶯の囀りが 美しくなってくると、初夏を感じる。 もちろん春の鳥なんだけど、 春先には、毎年、歌が下手くそなのである。 だんだんと練習しているうちに、いい歌声に変わっていく。 今年が初めての鳥ばかりではない。 [...]

リア充喧噪の中で

taga | 2015年3月24日

年度末にフェイスブック等を見ていると、 なんだか憂鬱になってくる。 リア充のクラスの素晴らしいメッセージが並ぶ。 最高のチーム。 最高の学級。 このテンションは、本当に教師からの同調圧力になっていないのだろうか。 若い先 [...]

もめごとで育つ

taga | 2015年3月2日

休み時間に手打ち野球をしていた子どもたち。 たまたまそばを通りかかったので見ていた。 投げたボールを打ち返したら 打ちそこなって、 ころころとピッチャーの前に転がった。 その瞬間、 「ファウル!!」 と叫んだのは、バッタ [...]

子どもは・・・

taga | 2015年2月6日

子どもはウソをつく。 ウソをつく子どもに悩まなくて良い。 ただ、ウソにも種類があるから、 そこはよく見極めないといけない。 自分を守るためのウソが圧倒的に多いものだ。 しかも、その半数近くは、大人がウソをつかせている。 [...]