期限を守る

Posted By taga on 2011年8月3日

少し耳の痛い話をしよう。

僕は、学校の研究冊子や学園新聞などの締め切りに遅れたことはない。

これは、新卒で附属に行ったときに、当時の学校新聞の編集長から厳しく教わったこと。

新卒の帰国子女学級で右も左も分からない上に、研究授業と重なり、

にっちもさっちもいかないし、何を書いたら良いかも分からない。

そんな状態で、原稿が1日遅れた。

呼び出されて、叱られた。

「多賀先生。忙しいのは、みんな同じです。

遅れるのは、社会人として問題ですよ。」

正直、新卒だから・・・という甘さがあった。

その件は、帰国子女学級の先生たちが僕の仕事をとってくれて

「多賀くん、今、書いてしまい。」

と言って下さったので、間に合わせることができた。

それ以来、絶対に締め切りに遅れないようにしている。

甲南小学校で新聞の編集担当のとき、新卒の先生方の新任の挨拶の原稿が遅れたことがあった。

僕は、彼らを集めて言った。

「締め切りを守るのは、社会人としての常識です。

君たちは新人だから、一度だけアドバイスします。締め切りに遅れる人は信用されません。

僕の言葉を聴くか聴かないかは、君たちの自由です。今後、原稿が遅れても、

僕は二度と注意しません。

そういうレベルの人間だなと思うだけです。」

昔は、厳しかったなあ。今なら、もっとやさしいね。

僕の知っている範囲では、締め切りを守らない人ほど、人に時間を守れとかうるさく言う傾向がある。

人に厳しく自分に甘いと言わざるを得ない。

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