多賀マークの教室日記

教育にかかるよしなしごとを、つれづれなるままに・・・。
「教育」というと、力の入った人か、アウトサイダー的な方かの両サイドが目立つ。
僕は、港と山にかこまれた神戸という風土で肩を張らず、妥協もせずに見つめてきた目から、今を語りたい。

ちょっと驚き

Posted By taga on 2017年6月21日

南さんとの共著『きれいごと抜きのインクルーシブ教育』が
一か月も経たない間に増刷になった。
この前、神戸市の道場小学校のPTAに講演したとき
少しだけ持って行ったこの本の方が
講演内容の本よりも、売り切れてしまった。
教員だけでなく、一般の保護者の方にも関心の高いことなのだと
改めて思った。
家内が行っている図書ボランティアのところで
年長の利用者さんたちが
「この頃、発達障碍って言ってるでしょ。
あれは親の躾のもんだいよねえ。」
と話していたと言う。
知らないということは、こわいことだし、
人を追い詰めることでもある。
全部を知ることはできないし、
僕だって専門的に学んだことはない。
でも、みんなで考えようよ、という本だと思っている。

無連絡のドタキャンは品位の問題

Posted By taga on 2017年6月18日

今回のセミナーはドタキャンが17名。
僕の企画では、過去最高。
「今回、無連絡の人は、全部記録に残しておいて・・・」
とか、
「毎回、直前に連絡入れるシステムにしよっか。」
とか、
「事前に払い込むシステムにしようか。」
とか思ったけど、ぜーーーんぶ、やんぴ。
僕らしくないから。
そんなことに時間と労力を使うのも止めた。
それで持ち出しになっても、しょせんは道楽だから、
それでいいっか。
そう考えたら、急に楽になった。
やはり、こだわりというものは、自分が握っているんだなあ。
手放したら、楽になる。
無連絡のドタキャンは、相手に迷惑をかけることになる。
それを繰り返すような人は、教壇で子どもたちに何をかたるのかなあとも思ったけど。
それは、その人の品位の問題だから、
まあ、いいっか。

僕は僕らしくありたい。

6/17 子ども理解、学級のつながりを深めよう

Posted By taga on 2017年6月9日

困難なクラスを劇的に変えてきた大野睦仁さんを神戸にお迎えして、その真髄を追求するとともに、子ども理解とここからの学級づくりについて、じっくりと考えるセミナーを開きます。今回は、多賀も大野さんの実践と関連した講座に揃えていくことで、子ども理解と学級通信の効用なども示していきたいと考えています。一学期の第二段階に入ろうとするこの時期に、子どもをつなげ、学級をどうつくっていくか、考えませんか。
■ 日時 6月17日【土】9時45分~17時
◆ 場所 三宮コンベンションセンター 504号室
■ 内容 
① 9時45分~10時35分 学級づくりと子ども理解 多賀一郎 
② 10時45分~12時00分 学級を育てるということ  大野睦仁
 ・・・昼休み・・・
③ 1時00分~2時00分 集団づくりのアクティビティ 大野睦仁
④ 2時10分~3時10分 作ってみよう簡単にできる手書き通信
   多賀一郎
⑤ 3時20分~4時20分 学級通信でこどもをつなげる
   大野睦仁
⑥ 4時25分~4時40分 大野流リフレクション
■ 懇親会 三宮周辺 4000円
■ 講師   大野睦仁(おおのむつひと)
1966年 北海道生まれ
札幌市立三里塚小学校 教諭
学習者主体の教室づくり研修づくりを模索中。
「教師力BRUSH-UPセミナー」事務局/未来教育シンクタンク
2006年札幌市教育実践功績者表彰受賞
2007年文部科学大臣優秀教員表彰受賞
主な単著・共著
『「結びつき」の強いクラスをつくる50のアイデア』(ナツメ社)
『笑顔と対話があふれる校内研修』(学事出版)』『THE学級崩壊建て直し』『THE 学級経営』『THE 校内研修』『クラスを育てるいいお話』『子どもにしみこむいいお話』(明治図書)『イラスト版からだに障害のある人へのサポート―子どもとマスターする40のボランティア』(合同出版)
下記から、申し込みを。

http://kokucheese.com/s/event/index/455012/

「多賀一郎先生から学ぶ「深い学びを意識した国語の指導」講座」

Posted By taga on 2017年6月4日

多賀一郎先生をお招きして、「深い学びを意識した国語の指導」について学ぶ会です。
今回は,「一つの花」を題材に国語科授業づくりについて,具体的に教えていただきます。
多賀先生からたっぷり学びましょう。

日時  平成29年8月6日(日)13:30~16:50(予定)
場所 船橋市中央公民館
   〒273-0005千葉県船橋市本町2-2-5
   TEL 047-434-5551
   JR船橋駅から徒歩7分
日程 
13:15~13:30  受付
13:30~13:35 開会行事(事務局)
13:35~14:10 講座1「深い学びを育てる国語の授業とは」 35分
14:20~15:10 講座2「『一つの花』模擬授業 その1」50分
15:20~16:10 講座3「『一つの花』模擬授業 その2」50分
16:20~16:40 QA 20分
16:40~16:50 感想用紙記入 終了
(※講座内容は、変更する場合もありますのでご了承下さい。)

参加費  3,000 円
定員 25名(先着順)
参加費は当日会場にてお支払下さい。
申し込みは以下から。

http://kokucheese.com/event/index/472176/

仙台親塾 7月6日

Posted By taga on 2017年5月30日

仙台親塾。
今回は、子どもたちの友だち関係をテーマとします。
現代の子どもたちにとって、友達関係は死活問題に近いものになっています。
不登校のきっかけの多くは、友達関係です。
幼い時から、友達関係はどのように変わっていくものなのか。

http://kokucheese.com/s/event/index/464407/

おうちでは、どのように対応していけばいいのか。
できるだけ具体例を通して語ります。
今子育て中でなくても、どなたでも参加できます。

日時 2017年7月6日【木】10時~11時50分 
場所 東京エレクトロンホール宮城
参加費 2000円

申し込みは、下記からか、直接僕に。

『きれいごと抜きのインクルーシブ教育』

Posted By taga on 2017年5月29日

悩んで悩んで、黎明書房からこういう本を出しました。
世に問いたい気持ちが強かったのです。
自分のような立場のものが、こういう問いかけをしても良いのだろうかとも
思いつつ。
まえがきの一部を紹介します。

※ 僕は長年私立小学校という現場で過ごしてきました。特別支援教育とは縁遠い所で教育に携わってきたのです。
しかし、ここ数年、教室での「あの子」の存在が目立つようになってきました。それは私学とて例外ではありません。
いや、特別支援の視点を持たない私学の方が、対応は難しいのかも知れません。
 また、いろいろな公立小学校を回ってお話をさせて頂いたり、
アドバイスしたりする立場から、教室の「あの子」に対する現場の苦悩を実感することも増えてきました。
・・・・・・・・・・・
学校現場の現実の前では、それらはただのきれいごとなのです。
・ 「あの子」が暴れても経験の浅い先生が一人で対応しなければならない。
・ 授業が「あの子」によって、めちゃくちゃになってしまう。
・ 「あの子」だけが立ち歩くことを許されて、納得できない子ども達。
・ あの子への言葉や体の暴力
・ 被害児童の保護者が学校へ怒鳴り込んでくる
そういうことは、日常茶飯事のようにあるのです。
 その中で、先生たちがもがき苦しんでいます。毎年のように全国の若い先生方からの相談にのっています。
その半数以上が、教室の「あの子」をどうしたらよいのかという悩みです。
職場のフォローのない場合は、かなり精神的に追い込まれてしまうこともあります。
インクルーシブ教育は、現場に疎い学者さんや特殊な環境でインクルーシブを実現できている方がおっしゃるような、そんなに簡単なことではありません。
ただ単に正論を唱えるだけでは、現場の先生たちは苦悩し疲弊していくだけなのです。
・・・・・・・
「インクルーシブであるべきだ。」
という正論を掲げて、いろいろな子どもたちを教室で育てようとしても、その負担が全て教師個人や、学年に追いかぶさってくるというのが現状です。
正論は、現場の教師にとっては絵に描いた餅であって、ただただ厳しく苦しいものです。
「理論は分かるけど、こんなにいっぱいすることあるのに、もうパンクしてしまいます!」
という本音の声は、正しさを前にしたとき、なかなかあげられません。
 そこで、本著では、学校現場の実態を本音のままに示し、そこから出発してインクルーシブ教育を考えていきます。
・・・・・・・・・・
僕と同じ考えを共有できる現役教師で、特別支援も経て「教室のあの子」への対応の仕方などを研究実践している南恵介さんには、
彼の「あの子」への取り組みや、その取り組みから感じたことについて、思いのままに語ってもらいました。
彼は今、もっとも注目すべき実践家の一人だと思っていますし、
何よりも、ぼくにはない「教室のあの子へのてだて」をきちんと持っている方だと思います。

5/27 教師の悩み解消セミナー

Posted By taga on 2017年5月18日

後数人になりました。
来週の土曜日です。
よろしければどうぞ。
もともと少人数の会にしたかったので、
増席はしません。

■ 各地の学校に関わらせて頂いて多くの先生方の悩みを聴く中で、
先生方の悩むところには、いくつかのパターンがあることが分かってきました。
また、メンターとして若手の指導をしながら、今、必要なことはどういうことかも考えてきました。
一度、まとまった形で悩みに応えるセミナーを開催します。神戸にて。

◆ 日時 5月27日【土】13時30分~16時45分
◆ 場所 東灘区民センター(JR住吉駅 すぐ) 9F美術室
◆ 参加費 2500円 
◆内容・・・時間はフレキシブルで行います。 
 ① 13時30分~14時15分「子どもとのコミュニケーション」
 ② 14時30分~15時15分「教室で気になる子どもへの対し方」
 ③ 15時30分~16時10分「保護者、同僚との付き合い方を考えよう」
 ④ 16時10分~16時40分 リフレクションタイムとQ&A
◆ 懇親会は特に設定しませんが、有志で近場にて。
申し込みは、下記から。

http://kokucheese.com/s/event/index/459442/

無茶ぶり

Posted By taga on 2017年5月14日

この頃、無茶ぶりが多い。
しかも、準備する時間をあまりくれない無茶ぶりが・・・。
でも、断らない主義なので、なんとかしようと背伸びする。
そこで、少し力が伸びる。
無茶ぶりは、僕を鍛えてくれているような気がする。

ここ数日は、ずっと教材研究だった。
年間指導に入ってる学校の主任から
「物語の授業をどうしたらよいか、みんな分からないんです。
『一つの花』で授業をして見せていただけませんか?」
という依頼。
「えーっ。長い単元の中の一時間だけの授業を見せるの?無茶言うてるなあ。」
「無理ですかね。」
そういわれると、考えてしまう。
「少し考える時間をください。」
と、結局は引き受けることに。
そこからが大変。
僕以外の知らない先生が僕の授業するところまでをしなければならない。
ここ数日は、クライマックスの授業の前の時間までの細案を練っていた。
これまで、僕もしたことのないことである。
悩みながら、試行錯誤。
誰がやってもある程度いけそうな流れと、発問とワークシートづくり。
11回も授業をした『一つの花』にもう一度チャレンジする。
やはり、これまでの僕の授業とは違う形になる。
今の授業の在り方を取り入れていくので、
まあ、アクティブ系の一斉授業という感じがする。
楽しくもあり、苦しくもある。
先ほど何とか出来上がったので、主任に送った。
当日の細案は、これからである。
こうやって、悩ませてもらえることは、ありがたいことだと思う。
でも、無茶ぶりだよなあ。

今日は奈良市

Posted By taga on 2017年5月8日

教育委員会の依頼で
初任指導の先生方への講演。
今、一番やっていきたいこと。
初任指導の先生方は
善意で若者を追い詰めたり、
潰したりすることがある。
今時の若者に合った指導を
メンターとしての考え方を
具体的な初任指導の方法を
伝えられたら、
と思っている。

『きれいごと抜きのインクルーシブ教育』

Posted By taga on 2017年5月2日

『きれいごと抜きのインクルーシブ教育』という本を南恵介くんと二人で書きました。
5月末に刊行予定です。
同じタイトルで、夏にセミナーを開きます。
セミナーというよりも、フォーラムと言った方が良いのかもしれません。
 
 インクルーシブ教育。
全ての子ども達を同じ教室で育てていくことを考えましょうよということは、これからの大きな教育のめあてです。
しかしながら、学校現場の現実の前では、それらはただのきれいごとです。
・ 「あの子」が暴れても経験の浅い先生が一人で対応しなければならない。
・ 授業が「あの子」によって、めちゃくちゃになってしまう。
・ 「あの子」だけが立ち歩くことを許されて、納得できない子ども達。
・ あの子への言葉や体の暴力
・ 被害児童の保護者が学校へ怒鳴り込んでくる
そういうことは、日常茶飯事のようにあるのです。
 その中で、先生たちがもがき苦しんでいます。
職場のフォローのない場合は、かなり精神的に追い込まれてしまうこともあります。
インクルーシブ教育は、そんなに簡単なことではありません。
ただ単に正論を唱えるだけでは、現場の先生たちは苦悩し疲弊していくだけなのです。
学校現場の実態を本音のままに示し、そこから出発してインクルーシブ教育を考えていきます。
実態だけではいけないので、解決法も同時に示していきます。
また、保護者の本音というものをとりあげていきます。
「あの子」の側からだけでなく、逆の立場からの本音も出していきます。
それらを突き合わせてこそ、本当にどうしていけば良いのかという手立てが見えてくるのだと思います。
多賀・南の出版に合わせて、会を持ちます。
教師だけでなく、いろいろな立場の方の参加を期待しています。

http://kokucheese.com/event/index/466730/

日時 2017年8月9日【水】 10時~17時
場所 兵庫私学会館 101号室
参加費 4000円(6月末に発刊予定の新刊本代を含む・・・必要ない方は2500円)
懇親会 4000円 元町、三宮近辺にて
タイムテーブル
① 10時~12時 オープニング 多賀の基調提案に引き続き、南・多賀の対談
     「インクルーシブ教育ってなんだろう」
② 13時10分~14時10分 「教室の『あの子』のいる教室」南
③ 14時20分~15時20分 「気づかずに子どもをつぶしていないか」多賀
④ 15時30分~16時20分 「インクルーシブな授業を考えよう」南
⑤ 「参加者全員で考えていこうーこれからのインクルーシブ教育」
◆南恵介
中学校,小学校講師での勤務を経て,小学校教諭となる。現在,美咲町立柵原西小学校教諭。人権教育,特別支援教育をベースとした学級経営に取り組んでいる。子どもたち一人一人を伸ばすための多様な学びのあり方について研究を進めつつ,試行錯誤しながら教室実践を積んでいる。
著書に『学級を最高のチームにする!365日の集団づくり 5年』『子どもの心をつかむ!指導技術 「ほめる」ポイント「叱る」ルールあるがままを「認める」心得」(明治図書)共著に『高学年必読!小学校で育てる!60のチカラ』(共著)(フォーラムA企画)など多数。
◆ 多賀一郎
私立追手門学院小学校、神戸大学附属住吉小学校から私立小学校に長年勤務。「教育が趣味」。 保護者のための講座、親塾主催。年間100以上の回数、公私立校で助言・講演等をしている。
著書『子どもはこう受け止めるんやで』『多賀一郎の荒れない教室の作り方』(黎明書房)、『大学では教えてくれない保護者対応』『ヒドゥンカリキュラム入門』(明治図書)、『学校と一緒に安心して子どもを育てる本』(小学館)その他多数。 共著編著『女性教師の実践からこれからの教育を考える! 』学事など、多数。