多賀マークの教室日記

教育にかかるよしなしごとを、つれづれなるままに・・・。
「教育」というと、力の入った人か、アウトサイダー的な方かの両サイドが目立つ。
僕は、港と山にかこまれた神戸という風土で肩を張らず、妥協もせずに見つめてきた目から、今を語りたい。

子どもは見ている

Posted By taga on 2017年2月26日

4年生に6時間入っただけで
改めて考えることがたくさんあった。

一日目、女子はほとんど挙手しなかった。
誰がいようと関係ないタイプの女の子だけが発表した。
ところが、二日目になると、
たくさんの女子が初めから挙手してくる。
正直、驚いた。
なぜかなあと考えた。
4年生も後少しのこの時期に来たら、
多くの女子は思春期に入ってくる。
だから、用心深く僕の様子を見ていたのだろう。
「ときどき後ろで教室を見ている、先生の先生(子どもたちにはそう説明されている)だけど、
どんな授業をするのだろうか。」
「この先生は自分たちの言葉をどう受け止めるのか。」
「この先生は、どこを見ているのか」
そういうことを見極めようとしていたのだろう、
僕の一挙手一投足を注視して。
そして、何かを判断して手を挙げようという気持ちになったのだろう。
わずか一日で見切るということだ。

ときどききちんと授業に入ることは必要だなあと思った。

評価が課題だ

Posted By taga on 2017年2月23日

協同的な学習をしたら、
それをどう評価するか?
昨日の小学校の校内研でもそこはクリアできなかった。
どこでも、そこは引っかかる。
ルーブリック評価というのは知っていても、
実際にはどうしたらよいのか。
新しい指導要領では「アクティブ・ラーニング」という文言は消えたが
「主体的、協同的な深い学び」は挙げられている。
では、それをどう評価するのか?
そこを岡田君と、しっかりやりたい。

◆ アクティブ・ラーニング時代と言われますが、もう一つ明確に見えてこないのが現場の実態ではないでしょうか。特に、その評価をどうしていけばよいのかというと、暗中模索に近いところもあろうかと思います。今回は、その評価に絞り込んだセミナーです。教育評価の研究を深める岡田広示と多くの学校現場を巡って実態を考えている多賀一郎とで、これからの評価に特化して考えるセミナーを開きます。
◆ 日時 2017年4月1日【土】13時半~17時
◆ 場所 神戸 東灘区民センター 8F会議室1 JR住吉駅下車2分
◆ 内容
① 13時半~14時20分 アクティブ・ラーニング時代の授業評価のあれこれ
   多賀一郎
② 14時半~15時半 アクティブ・ラーニングにおける授業評価
   岡田広示
③ 15時40分~16時50分 対談と質疑応答
◆ 参加費 3000円
◆ 懇親会 18時~20時半 神戸酒心館さかばやし
  4500円程度 今回は、少人数です。日本酒を少々飲みます。8名のみ
◆ 岡田 広示(おかだ こうじ)兵庫教育大学教職大学院修了。兵庫県公立小学校教諭。目標・評価を軸にした実践をすすめる。《単著》『観点別でよく分かる!小学校各教科「評価・評定」のすべて』《編著》『学級を最高のチームにする極意最高のチームを育てる学級目標作成マニュアル&活用アイディア』(明治図書)など
◆ ■多賀一郎 神戸大学附属住吉小学校を経て私立小学校に長年勤務。現在、追手門学院小学校講師。京都橘大学非常勤講師。専門は国語教育。元日本私立小学校連盟国語部全国委員長。『総合教育技術』で「教師教育の深層」を連載中。著書『学校では教えてくれない信頼される保護者対応』『国語教師力を鍛える』(明治図書)『全員を聞く子どもにする教室の作り方』(黎明書房)『学校といっしょに安心して子どもを育てる本』(小学館)他多数

大野先生ととことんやる

Posted By taga on 2017年2月21日

北海道の大野睦仁さんとのセミナー。
徹底的に、学級・子ども・通信について考える会。
大野さんは一時間くらい話を聞いただけでは分からない。
たっぷりと語ってもらおうと思う。
実際のクラスも観てほしい。
どうやったら、荒れたクラスが変わっていくのか、ほんと、びっくりする。
学級教育とは、結局こういうことなのだと納得すると思う。
僕は一つ、変わった講座を予定している。
手書き通信を簡単に書いてみようというものだ。
手作りの通信というものが、案外簡単にできるものだということ。
ぬくもりのある通信の意味も考える良い機会になるだろう。
6月17日という、一学期の後半に入る時期に、いろいろと振り返る機会にもなるだろう。

◎ 困難なクラスを劇的に変えてきた大野睦仁さんを神戸にお迎えして、
その真髄を追求するとともに、子ども理解とここからの学級づくりについて、
じっくりと考えるセミナーを開きます。
今回は、多賀も大野さんの実践と関連した講座に揃えていくことで、
子ども理解と学級通信の効用なども示していきたいと考えています。
一学期の第二段階に入ろうとするこの時期に、
子どもをつなげ、学級をどうつくっていくか、考えませんか。
■ 日時 6月17日【土】9時45分~17時
■ 内容 
① 9時45分~10時35分 学級づくりと子ども理解 多賀一郎 
② 10時45分~12時00分 学級を育てるということ  大野睦仁
 ・・・昼休み・・・
③ 1時00分~2時00分 集団づくりのアクティビティ 大野睦仁
④ 2時10分~3時10分 作ってみよう簡単にできる手書き通信
   多賀一郎
⑤ 3時20分~4時20分 学級通信でこどもをつなげる
   大野睦仁
⑥ 4時25分~4時40分 大野流リフレクション
■ 懇親会 三宮周辺 4000円
■ 講師   大野睦仁(おおのむつひと)
1966年 北海道生まれ
札幌市立三里塚小学校 教諭
学習者主体の教室づくり研修づくりを模索中。
「教師力BRUSH-UPセミナー」事務局/未来教育シンクタンク
2006年札幌市教育実践功績者表彰受賞
2007年文部科学大臣優秀教員表彰受賞
主な単著・共著
『「結びつき」の強いクラスをつくる50のアイデア』(ナツメ社)
『笑顔と対話があふれる校内研修』(学事出版)』『THE学級崩壊建て直し』『THE 学級経営』『THE 校内研修』
『クラスを育てるいいお話』『子どもにしみこむいいお話』(明治図書)
『イラスト版からだに障害のある人へのサポート―子どもとマスターする40のボランティア』(合同出版)

申し込みは、下記から。

http://kokucheese.com/event/index/455012/

子どもは飢えている

Posted By taga on 2017年2月15日

少しやんちゃなクラスに授業しにいった。
特別なことをしたつもりはなかったのだが
すごく落ち着いて集中して学んでいた。
授業者の僕が驚いている。

子どもたちはおそらく
「分かる」
ということに飢えていたのだろう。

月曜は、女子がほとんど発言しなかったが
二日目になって
初めから女子も多くが発表しようとしていた。

こういう子どもたちの真剣な姿を見ていると
教師として、
応えなければならないという使命感が湧き上がってくる。

答えなんてないんだよ

Posted By taga on 2017年2月13日

若い先生たちと話していると、
いつも答えを求めてくる。
僕も、そうだったんだろうなあ。
でも、一つの答えなんて、ないんじゃないかなあ。

問い続けるのは大切なことだ。
でも、子どもという小さな人間のことについて考えると
答えを見つけることよりも、
「願いを持つ」ことの方が重要な気がする。

願いの感じられない教育を見ると、
がっくりしてしまう。
願いが強すぎることも問題だけど
願いのない教師に教わる子どもたちに
幸せは来るのだろうか。

研究授業は、いろいろなものを先生に残す

Posted By taga on 2017年2月12日

「研究授業に失敗はないんだよ。」
と言い続けている。
もちろん、うまくいったかどうかという思いはある。
しかし、研究授業に必要なのは提案性であって
提案されていることに関連して
実際の授業を題材としてみんなで考えていくのである。

金曜日は吹田の小学校で二年目の先生の研究授業。
このところ、僕の提唱している研究会の在り方でやらせていただいた。
それについては、後日、語る。
まずは、授業。
がちがちに緊張して硬い先生に対して、
なんとかしたいという子どもたちの思いがあふれていた。
僕は、教師に関してはそれだけで十分なんだよね、ほんとは。

さて、30人ちょっとの子どもたちで
3人は十分に書ききれなかったが
残りはきちんと書くことができていた。
目標は、「様子を表す言い方を使って、文章を書くことができる」だった。
目標達成だと考えていい。
「全員じゃない」と思われる方もいらっしゃるだろう。
僕は、
「3人くらいがそのときに書けなくても、
どぅってことないよ。」
って言う。
一人も見捨てないとか、全員でないと意味がないという考え方もある。
僕は、教師は神様ではないのだから
全員を目指すけれども、できないこともあると思っている。
達成できなかった子たちのことをちゃんと知っていて、他のことで輝かせたり、
フォローしたりするのは、当たり前だ。

目標にそれだけ達成したのだから、授業としては十分だ。
しかし、彼女は悔しそうにしていた。
子どもたちの思いを十分に引き出せなかった自分を感じていたからだ。
「悔しいって、思っているでしょ。
大事なことだね。でも、技術が足りないんだから、恥じることではない。
勉強していけばいい。
その思いは大切にして、これからやっていくんだよ。」
「絶対に手を挙げて発表しないと思っていた子どもたちが、してくれました。
それはうれしいんですが、もう少しなんとかしてあげられなかったかなあと思って。」
「子どもたちがあなたを見て、なんとかしたいと思っていたんだよ。
明日、『ありがとう』って言ったらいいんだよ。」

教師塾は4月9日

Posted By taga on 2017年2月2日

今年の春の教師塾は、4月9日の日曜日。
その前の土日では、まだ担任も分かっていないので。

日曜日で次の日から学校があるので
9時半~18時。
晩飯で打ち上げて帰るという感じにする。

参加資格は、30才未満もしくは小学校経験10年未満。
僕と面識があること。
(全く知らない方は、やはり・・・)

今回も関学の木下先生が来てくださる。
算数についてのアドバイスが具体的にいただける。

◆ 時程は、
9時半から、多賀のオープニング講座。
      木下さんの算数の授業開き。
10時半か11時くらいから、各自でのアクティブラーニング。
      僕との新年度の具体的なアドバイス。・・・個別指導。

◆ ※ 食事は全てこちらで用意。アレルギーのある場合は先に連絡すること。
  ※ できるだけ新年度の具体的な学級計画や教科の計画を用意してくること。
  ※ 持ち物は、パソコン、USB、学校の行事予定など。
         教科書、ワークなども。
         自分のノート、筆記用具。飲み物。みんなで食べるお菓子。
  ※ スカート禁止。ジャージでもよいが、楽な恰好で。
  ※ 参加費は、やる気と熱意を持って代わりとする。
  ※ 定員は12名。
◆ 参加希望は、多賀まで。

12名、満席になりました。

評価について、考える日です

Posted By taga on 2017年1月31日

アクティブ・ラーニング時代と言われますが、もう一つ明確に見えてこないのが現場の実態ではないでしょうか。特に、その評価をどうしていけばよいのかというと、暗中模索に近いところもあろうかと思います。今回は、その評価に絞り込んだセミナーです。教育評価の研究を深める岡田広示と多くの学校現場を巡って実態を考えている多賀一郎とで、これからの評価に特化して考えるセミナーを開きます。
◆ 日時 2017年4月1日【土】13時半~17時
◆ 場所 神戸 東灘区民センター 8F会議室1 JR住吉駅下車2分
◆ 内容
① 13時半~14時20分 アクティブ・ラーニング時代の授業評価のあれこれ
   多賀一郎
② 14時半~15時半 アクティブ・ラーニングにおける授業評価
   岡田広示
③ 15時40分~16時50分 対談と質疑応答
◆ 参加費 3000円
◆ 懇親会 18時~20時半 神戸酒心館さかばやし
  4500円程度 今回は、少人数です。日本酒を少々飲みます。8名のみ
◆ 岡田 広示(おかだ こうじ)兵庫教育大学教職大学院修了。兵庫県公立小学校教諭。目標・評価を軸にした実践をすすめる。《単著》『観点別でよく分かる!小学校各教科「評価・評定」のすべて』《編著》『学級を最高のチームにする極意最高のチームを育てる学級目標作成マニュアル&活用アイディア』(明治図書)など
◆ ■多賀一郎 神戸大学附属住吉小学校を経て私立小学校に長年勤務。現在、追手門学院小学校講師。京都橘大学非常勤講師。専門は国語教育。元日本私立小学校連盟国語部全国委員長。『総合教育技術』で「教師教育の深層」を連載中。著書『学校では教えてくれない信頼される保護者対応』『国語教師力を鍛える』(明治図書)『全員を聞く子どもにする教室の作り方』(黎明書房)『学校といっしょに安心して子どもを育てる本』(小学館)他多数
◆ 申し込みは下記から

http://kokucheese.com/event/index/451199/

『大学では教えてくれない 信頼される保護者対応」

Posted By taga on 2017年1月28日

明治図書から
先行予約が始まった。
この本は、最初、ふつうの保護者対応の本を書いていたんだけれども、
若手教師と話していて、
「えっ、こんなことも分からないんだなあ。」
と思うことがあまりにも多いので、
「では、ここまで書いておこう」
と、ベテランにとっては当たり前のことも
丁寧に書いたつもり。

僕の保護者対応の基本は、まじめさであり
誠実さである。
結局は、それが信頼につながる。
ただ、
「まじめです。」
「誠実にやっています。」
と言うだけでは、通じない。
ほんのちょっとした心遣いで
大きく関係が変わることもある。
そういうことを書いたつもりだ。

http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-098324-7

東京で、教師教育のイベント 3/29

Posted By taga on 2017年1月23日

ここ数年で学校現場には大量に若い先生たちが増えました。多くの学校では初任から6年目までの若手教師が半数を占めています。これまで学校現場で培われてきたOJTが機能しなくなっているのです。加えて、保護者が変化して、若い教師だからといって、じっくりと待って育ててくれることもなくなりました。では、出口としての大学では、どうでしょうか。教師として学生たちを送り出す体制や技術が整っているのでしょうか。教師としてすぐに現場の厳しさに直面していく学生たちに対して、十分な教師教育がなされているとは思えません。これからの教師教育の在り方について考えるのは喫緊の課題だと思われます。
 追手門学院小学校で教師教育を専門として若手育成に携わり、大学でも教えている立場の多賀と、ミドルリーダーとして現場で苦悩する飯村、松下の3人で、これからの教師教育を考え合う「場」を作ります。現場の教師教育で悩むみなさん、増えてきた若い教師にミドルリーダーとして何をどう伝えていくのか試行錯誤している先生方も、共に考えませんか。教職10年以上、または、30歳以上の方に限定とします。
 今後、つながりあっていける場にもできればと考えています。
日時 2017年3月29日 午後1時~5時
場所 学事出版 お茶の水駅近く
内容 基調停案 多賀が60分「今の教師教育、これからの教師教育」
ミドルリーダーからの提言 飯村友和 松下崇 30分ずつ
   そのあと、2つに分かれて、テーマごとに話し合い。
参加費 2000円
懇親会 5時半から7時半 近場で4000円くらい
■多賀一郎 神戸大学附属住吉小学校を経て私立小学校に長年勤務。現在、追手門学院小学校講師。京都橘大学非常勤講師。専門は国語教育。元日本私立小学校連盟国語部全国委員長。『総合教育技術』で「教師教育の深層」を連載中。著書『ヒドゥンカリキュラム入門』『国語教師力を鍛える』(明治図書)『全員を聞く子どもにする教室の作り方』(黎明書房)『学校といっしょに安心して子どもを育てる本』(小学館)他多数
◆ 飯村 友和(いいむら ともかず) 千葉県八千代市の小学校教員
NPO法人授業づくりネットワーク理事  「道徳のチカラ」U-40代表
【単著】『どの子の信頼も勝ち取る! まずは人気の先生になろう!新卒3年目までの最強クラスづくり』他【共著】『子どもの顔がパっと輝く!やる気スイッチ押してみよう』(明治図書) 他
◆ 【松下 崇(まつした たかし) 】 1979年横浜市生まれ。横浜市小学校教諭。
「教室に自治を!!」を合言葉に、2013年より自治的能力向上研究会を仲間と共に結成し、活動。自身も悩み苦しむ若者のひとりであったが、学級づくりを中心に学び続け、学校現場で日夜全力投球中。
【著書】『学級を最高のチームにする!365日の集団づくり 6年』(明治図書)

◆ 申し込みは下記から
 https://ssl.kokucheese.com/mypage/index/443166/851fcd091046cdc47f01174158cd5166/