僕の先生③

taga | 2022年10月29日

三年生のときに、男の先生になった。 キリスト教徒で、当時としては珍しい 体罰を一切しない男の先生だった。 今でもよく覚えているが、 悪いことをした子どもに、その子を殴る代わりに先生自身を叩かせて 泣きながら、 「もうしま [...]

僕の先生②

taga | 2022年10月24日

一年の担任はベテランの女の先生。 母は仲良かったみたいだけど、 僕は何とも思ってなかった。 一つだけ覚えているのは、 劇で、僕はミツバチ四人の一人。 黄色いティーシャツに黒いビニルテープを貼って 出ていた。 練習で同じこ [...]

僕の出会った先生

taga | 2022年10月23日

僕は幼稚園中退です。 最初は板宿幼稚園に 通っていました。 でも、途中から行かなくなってしまいました。 母が言うには、 「園長先生の態度が嫌いだから行かない と言ったので、辞めさせた。 親のいるときと、いないときで、 全 [...]

言語が差別を助長する面がある

taga | 2022年10月18日

例えば、ヘレンケラー。 彼女の中に めくら(blind) 黒人(nigger) という言葉が入ってくるまでは、 そうした存在も知らないのだから、差別があるということは彼女の中には存在しなかった。 言語は、特定の連環を持っ [...]

真っ赤なペンキは、外側だけ赤くする

taga | 2022年10月16日

真っ赤なペンキを塗れば、 そのもの自体も真っ赤になるのかというと、そうではない。 ペンキで塗られたから 色がついただけに過ぎない。 自分の意志でぬぐおうとすれば、ぬぐえるし、 いつかペンキそのものは風化していき、はげてい [...]

知らないことは意地悪になる

taga | 2022年10月11日

「知らないことは、意地悪になる」 僕はこのことを子どもたちに言い続けてきた。 今から三十年以上も前に頂いた見知らぬ方からのお手紙。 「はじめてお便り申し上げます。 私は障碍を持った12歳の男の子の母親です。 私の息子は生 [...]