子どもは見ている

taga | 2017年2月26日

4年生に6時間入っただけで 改めて考えることがたくさんあった。 一日目、女子はほとんど挙手しなかった。 誰がいようと関係ないタイプの女の子だけが発表した。 ところが、二日目になると、 たくさんの女子が初めから挙手してくる [...]

気仙沼からの便り

taga | 2016年8月17日

7月に行った気仙沼の唐桑小学校から 便りが届いた。 明日からの福島ー仙台のツアーへのモチベーションが上がる。 書籍は、5,6年生にブックトークした後、 「この本は、送り返してください。 ただし、1学期の終わりまで置いてお [...]

落ち着きのない子ども

taga | 2016年7月30日

一人を読み解く 僕の通知表には、著書にも書いているが、 本当に毎年、 「落ち着きがない」 と、書かれている。 よほど落ち着きがない限り、こんなことは書かれないだろうに。 その当時、僕はどういう感覚だったんだろう。 今、教 [...]

インクルーシブ保育

taga | 2016年6月21日

NHKの『プロフェッショナル』の「インクルーシブ保育」を 録画して見た。 異年齢、障害、病気の子どもたちを一緒に保育する。 そのことによって、子どもが成長していく姿を追っていた。 見応えがあり、心に響くものであった。 し [...]

ジレンマ 2

taga | 2016年2月17日

教室の「あの子」で最も問題になるのが、 はっきり言って、暴れる子どもである。 他の発達障碍は、とりあえず回りの子どもたちに何かつらいことが起きるわけではないから じっくり取り組めるし、 周囲の理解を進めていくこともできる [...]

「ジレンマ」

taga | 2016年2月16日

教室で「あの子」が問題行動を起こして、 担任がお手上げになる。 管理職やベテランが入り、 「厳しく」指導して収める。 隣の厳しい先生のクラスにおじゃまさせて とりあえず、おとなしくさせる。 そうしている間は、元のクラスは [...]

帰国子女学級 そのⅤ

taga | 2015年11月5日

一番のポイントは言葉の概念であった。 当たり前のことが分からない。 その言葉の持つ概念が分からない。 なんだったか詳しくは覚えていないが、 白糸の滝のような滝に打たれるというような話をしていたときに、 「そんなことしたら [...]

帰国子女学級 そのⅣ

taga | 2015年11月4日

カルチャーショックってなんだろう。 ずっとそのことを考えながら暮らしていた。 インドなどでゆっくりと昼食を食べる習慣を身に付けてきた子どもが 日本の学校にもどったら、 「さっさと食べなさい」 と、叱られる。 その子にとっ [...]

帰国子女学級 そのⅢ

taga | 2015年11月3日

あるとき、算数の授業中に一人の子どもが泣き出した。 僕は、その子を部屋に呼んで 「なんで泣くの?分からないからって泣いてたらダメだよ。」 と諭した。そうすると、その子は 「泣いたのは、先生が笑ったから。」 と言った。 胸 [...]

帰国子女 そのⅡ

taga | 2015年11月2日

たった二人の子ども達とスタートして、教科書の指導書がそのまま使えない。 どんな授業にしたら良いのか、 自分で工夫するしかなかった。 そこで、当時まだ世の中では広まっていなかった ワークシートを使っての学習を中心にした。 [...]