「含羞」

taga | 2017年4月24日

新聞を読んでいて 久しぶりにこの言葉に出逢った。 日本的な美しい言葉の一つだと思う。 羞恥とも違う、 そこはかともなく感じる恥ずかしさかなあ。 この頃、含羞とは程遠い言動を多く見かける。 自分の経験したこともないことを [...]

僕の嫌いな言葉

taga | 2016年12月8日

見ていて不快な言葉がある。 最近の筆頭は、 「さすがです。」 である。 この言葉は、SNS上でよく見かける。 何かウイットのある表現に出会って 「なるほど、さすがですなあ。」 は、あり。 「さすがに・・・だ。」 というの [...]

とめ、はね、はらいが命と考えるな

taga | 2016年11月18日

文化庁はとめ、はね、はらいに対して指針を出している。 「これを筆写(かい書)の標準とする際に 点画の長短・方向・曲直・つけるかはなすか・とめるかはね又ははらうか等について 必ずしも拘束しないものがある 」 として,次のよ [...]

「土人」という言葉の投げかけるもの

taga | 2016年10月24日

沖縄での「土人」発言事件。 言葉そのものの怖さをまず感じる。 発言した警官は、おそらく大して考えずに言ったのだろうと思っている。 大阪の警官が沖縄に対して差別意識を持っているとは、考え難い。 関西の厳しい地域において、 [...]

「言葉を磨く」

taga | 2016年7月15日

「言葉を磨く」 言葉を磨くということは日常的なことで 簡単に一年や二年でできることではない。 ワックスを使わずに松ヤニを含んだ雑巾で 磨き上げた床は、本質的な美しさを持つ。 簡単に見かけをきれいにしても コクが足りないも [...]

ころもへん

taga | 2016年2月2日

授業を観ていて ころもへんを子どもに書かせていた。 でも、書き順が違う。 ころもへんは、しめすへんに点がついているんじゃない。 衣偏なんだから、 衣という字と同じ筆順になる。 はらいが最後になるということだ。 これを指摘 [...]

転用、加筆、改竄

taga | 2015年10月21日

今回の横浜のマンションでの欠陥傾斜の件。 なんとも言えないイヤな話だ。 会社側の使う言葉が 「転用」 「加筆」 等の心理的にダメージの低い言葉を使っている。 実際は、 転用や加筆ではなくて、 改竄、偽装なのである。 こう [...]

「見える化」はオーケーなのか

taga | 2015年10月19日

明治図書の『国語教育』に ついに当たり前のごとく「見える化」という言葉が使われるようになった。 僕は最近ときどきしか買わないが 今回は自分の原稿が4ページ載っているので、目を通した。 「見える化」って、いろいろと調べるの [...]

『学級担任のための伝わる話し方』

taga | 2015年8月25日

増刷【3刷り】になった。 この本は、僕自身も思いもよらないところから 書いていただけませんかとアプローチをいただき、 けっこうすらすらと書けたもの。 自分でも意識していないドアをノックしてくださる編集者はありがたい。 と [...]

国会論戦

taga | 2015年8月22日

政治的な発言は極力しない。 だから、国会論戦についても 政治的には論評しない。 戦争に半歩でも近づくことは絶対に反対だけど。 国会の論戦はあまりにも悲惨だ。 答弁が噛み合わない。 というのは、首相の答弁が何も答えていない [...]