一つの方法だけは危険

taga | 2016年12月21日

講演の後、授業についてのおたずねがあった。 「国語の授業では、一つのやり方で通した方がいいでしょうか。 それともいろいろな方法を持ち込んだ方がいいでしょうか。」 僕の答えは 「一つのやり方だけでやっていくのは危険ですよ。 [...]

若手は頼もしい

taga | 2016年11月30日

月火水と、3日連続 同年代の先生の研究授業を見た。 みんな未熟で、指導案もすっきりかけていない。 けれども、子どもに真剣に向き合い、 教材研究を一生懸命して 自分なりに固執して作っていた。 提案性の高い授業。 課題も山ほ [...]

誠実であること

taga | 2016年11月28日

今日の授業は 若い先生だからたくさん課題はあった。 けれども、子どもへの誠実さにあふれた授業だった。 なかなか豪傑のそろった教室だったが、 先生の心配りが子どもたちを支えていた。 後で、 「あそこまで持ってくるのは大変だ [...]

災害への心構え

taga | 2016年10月29日

はっきり言おう。 スリッパを履いて教壇に立っている教師に 災害への心構えなど、ない。 そのとき、地震が起こったら、子どもたちを誘導しなければならない。 けがをした子どもがいたら、 背負わなくてはならないかもしれない。 そ [...]

教員採用試験

taga | 2016年10月15日

今年も、教員採用試験の合格不合格の知らせが届く。 合格は扉を開くようなものだから、 心からおめでとうと言いたい。 不合格者には、 「どうってことない」 と言いたい。 人生は長い。 僕も、2回教員採用試験を落ちている。 神 [...]

かっこいい姿

taga | 2016年8月24日

神戸大学を卒業した後 同じ年に退官された佐守信夫先生のお宅にうかがった。 書斎の片面は上から下まで本棚。 紅茶をいただいたが 佐守先生はご自分専用のミントンのカップ。 医学書の並ぶ本棚をバックに紅茶を嗅がれる姿を なんだ [...]

プロは簡単に育たない

taga | 2016年8月14日

津村節子の著への批評で 佐藤洋二郎が 「谷崎潤一郎は、素人が増えると、その世界は廃れるというようなことを言った」 と書いてあった。 なるほどと思いながら、 最近の教育の傾向に思いが向かう。 およそ人前にさらすほどのことも [...]

誠実であること

taga | 2016年6月5日

「誠実」、「誠実」と口にすることは あざとく、わざとらしい感じがする。 しかし、僕は今の立場になり、 フラットに全ての方とつきあえるからこそ、 誠実でない方とは一緒に何もしたくない。 僕のわがままかも知れないが 今更、不 [...]

『女性教師だからこその教育がある』

taga | 2016年4月29日

いよいよ解禁になったので、 待望の女性教師論の表紙を示す。 この本は、父性原理だけではなかなかうまくいかなくなった現場で 必要な視点を示せたと思っている。 僕らは父性原理を背景にして教育してきた。 そして、それがだんだん [...]

消化不良に注意

taga | 2016年4月12日

この時代、 準備せずに新年度に臨むのは危険である。 しかし、若い先生は準備すると、 どうしても全部したくなってしまう。 それも、短期間に。 これまた危ない。 例えば、僕が若手によく言うのは、 学級のルールをたくさん作るな [...]