教室読み聞かせ、という本、いいよ。

Posted By taga on 2013年2月25日

石川晋さんが出した

「『教室読み聞かせ』読書活動アイデア38」

という本。

 

いい本だ。

読み聞かせというものを教室の中心に置くという発想を

中学の教師が持っていることに、僕は驚いた。

タイトルだけ読むと、読書活動のアイデア本に見えるが

決してそういうものではない。

 

実は、この本は、原稿の段階で見せて頂いた。

まず思ったことは、

「やられたかなあ」

ということ。そして、

「僕も絶対に読み聞かせのことを書きたい」

ということだった。

だから、今、「本の教育」として入稿の段階に入っている。

変に見せてもらったものだから、意識してしまい、重なりがないように苦労した。

 

さて、この本は、晋さんらしい説明というか理屈というものが

やっぱりしっかりと入っている。

そこが、僕にはいい。

読み聞かせを学んでいくための本も適宜示されているので、

この本を入り口として、どんどん深めていくこともできる。

 

付録のブックリストからは、高学年から中学の子どもたちに読み聞かせる本の

ヒントが得られるだろう。

 

いいことばかり書いているようだが、

僕は「読み聞かせ」を広めることに尽力している人間なのだから、

それは当然である。

小学校でも、読む必要のある本だと声を大にして言いたい。。

悔しいけれども、みんなに読んでほしいと思う。

 

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