「悪い子のことを書いてるんだよ、きっと」

Posted By taga on 2013年6月25日

若手の先生の授業、

これまでは後ろでじっと参観していたが、

慣れてきたので、前の方から子どもたちを観る時間を増やしている。

 

ひとり学習をしている様子をノートに書き込んでいると、一人の子が

「何、書いてるの?」

と聞いてくる。

隣の子が

「悪い子のことを書いているんだよ、きっと。」

と言う。

 

その子の発想の奥にあるものを感じてしまう。

でも、たずねた子は、素直で

「そうなの?」

と、僕に聞いてくる。

 

「心配しなくていい。

子どもの悪口は書かないから。」

というと、安心したような顔をして、前を向いた。

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