「教室の『あの子』を考えるシンポジウム」  グレーゾーンの子どもたちを読み解く

Posted By taga on 2014年6月29日

◆ 青山さんは教育関係では有名ですが、廣木道心さんをご存じない方も多いようです。

きょうは、廣木さんのことを少し、紹介させて頂きます。

極真空手の芦原道場のご出身です。

つまり、本格的な武道家です。

その武道を、介助支援のところで活用されていらっしゃいます。

これは廣木さんご自身がプロフィールでも語っておられますが、

自閉的な障碍の息子さんとの生活から、まさしく「本当に必要な」子どもの守り方を

編み出されました。

僕は、廣木さんと話していて、

「この方とぜひ、一緒にやっていきたい。」

と思いました。

青山さんと一緒に、廣木さんをお呼びできるというのは、すばらしいことです。

子どもがパニック状態になったときのことで悩んでいるおうちの方や先生たちにも、

実のあることが提供できるのではないかと思っています。

また、ご自身の体験から、

グレーゾーンの子どもたちの思い、保護者の思いというものも、引き出せたら・・・と、考えています。

日 時 2014年8月9日(土)13時00分~17時40分

場 所 ラッセホール 〒650-0004 神戸市中央区中山手通4-10-8

078-291-1117

時間帯 12時 40分 開場 13時00分 開会

13時00分~14時10分多賀一郎「グレーゾーンの子どもたちを読み解く

1410分~14時30分 解 説 青山新吾

14時40分~15時50分 青山新吾 講座  『エピソードで語る特別支援教育の世界一関わる側の構えはどうやって形成されるのかー』

16時00分~17時10分

廣木道心 講座 『支援介助法ー子どものパニックに対応する』

17時10分~17時40分 パネルトーク  多賀・青山・廣木

参加費 2,000円 参 加  定員40

■ 懇親会 近くで 費用は、4000円程度 定員 15名

廣木 道心(ひろきどうしん)

支援介助法 創始者.ロングライフ医療福祉専門学院 講師.国際護道連盟宗家 自閉症で知的障がいのある息子の父親として育児を通じてパニック時に自傷他傷行為の対応法を模索。ヘルパーとして福祉の現場に入り、「支援介助法」を開発.研究レポートがイタリア・ボローニャ大学のオンラインジャーナルにてイタリア語と英語で翻訳。いま「支援介助法」は新しい介助技術として世界の研究者から注目されている。

共著『「支援介助法」~障害のある人への痛みを与えないパニック対応スキル~基本編』『同~応用編』 アローウィン『児童期・思春期のSST-特別支援教育編』三恵社 著書『廣木道心 護道 GODO』クエスト

青山 新吾 ノートルダム清心女子大学

1966年兵庫県生まれ。 岡山県内で小学校教員、岡山県教育庁指導主事を経て、現在ノートルダム清心女子大学人間生活学部児童学科講師。関係成立、関係支援をメインに据えた特別支援教育のあり方を模索している。単著に『自閉症の子どもへのコミュニケーション指導』『特別支援教育を創る!』『吃音のある子どもへの指導ー子どもに届けるメッセージ』『個別の指導における子どもとの関係づくり』『青山新吾ーエピソードで語る教師力の極意』全て明治図書、共編著に『特別支援教育 学級担任の教育技術』学事出版、『THE特別支援教育ー通常の学級編』明治図書、DVDに『僕が自閉語を学ぶわけ』有限会社Kaya 他がある。

◆ 申し込み コクチーズから、登録お願いします。

http://kokucheese.com/event/index/148528/

 

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Comments

2 Responses to “「教室の『あの子』を考えるシンポジウム」  グレーゾーンの子どもたちを読み解く”

  1. 合田淳郎 より:

    多賀先生
    昨日、東京で堀裕嗣先生・廣木道心先生のセミナーを開きました。
    実に刺激的な1日なりました。
    手弁当の小さな会でしたが、参加者の感想も好評でした。
    廣木先生の大きさ、優しさ、そして、鋭さ!表現は間違っていますが、「絶品」です。
    堀先生も、多賀先生の行動力に感動されていました。
    来年も企画したいセミナーです。
    多賀先生のセミナーも是非とも盛会になりますように!お祈りしております。

  2. taga より:

    合田さん
    ありがとうございます。廣木さんのしておられること、
    考え方は、教育現場に必要なものです。
    広まるといいですね。
    僕の会では、自閉症啓発デーのブルーライトアップを日本で初めておこなった
    NPO関連の方たち等、一般の方も一緒にしていきます。
    僕は、子ども理解というところからアプローチしていきます。