荒れたら、ハードルを下げろ
Posted By taga on 2014年11月19日
学級の荒れについての相談があったとき
僕が真っ先に言うのは、
「ハードルを下げろ」
ということだ。
管理職や先輩達からは、
「ここをびしっと厳しくしなさい」
というような指導が入る。
しかし、信頼関係が構築できないので子どもが荒れていくのだから、
その段階で強く出るのは、逆効果だ。
川でおぼれかけて助かった人たちは、流れに逆らって泳ぐのではなく、
流れに身を任せて体力を使わないで、うまく岸にたどり着いた人たちである。
できることをこつこつと積み重ねるしかない。
教室をきれいにし続けること。
子どもたちにさせなくてもいい。
自分がきれいにする。
日記等で、一人一人とつながることを大切にする。
荒れていない子どもたちへの声かけが大事だ。
無理しないで、淡々とやっていく。
最後までなんとかいって、要録まで書けたら、若手としては給料分の仕事をした、くらいに考えれば良い。
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