授業の見方

Posted By taga on 2015年7月19日

授業の見方が最近変わってきたなと感じている。
これまでは、発問を中心とした展開等を
総合的に見ていた。
今は、第一義が、子どもへの目線になっている。
授業者が子どもに対してどのように愛情を注いでいるのか。
どういう子どもをフォローしているのか。
子ども達は教師のまなざしをどう受け止めているのか。
そういうことばかりに目がいっている。

もちろん、国語の授業において大事なことがその授業に存在しているかは
僕にとって当然のことだから
見ていないわけはないんだけれど。

水曜日の二年生での授業。
蒸し風呂のような最悪のコンディションの中で
一時間子どもたちがついていった。
決してがんがんと引っ張るタイプではない。
ひとことで「びしっ」とさせられることもない。
子ども達との対話を重視している先生。
「なんでそうなんやと思う?」
文脈からしか理解できない発問。
それでいい。
ともすれば集中が切れそうになる子どもたちを
ひとりひとりていねいに拾いながら
授業が進んでいく。
「授業は子どもとのコミュニケーション」
と、最近いろんなところで言っている。
まさしく、そういう授業。
この子たちはきっと、一人一人が先生に大切にされていると思っているだろう。

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