まもなく刊行です

Posted By taga on 2015年12月6日


『国語教師力を鍛える
―授業づくりステップアップの理論×方法―』
国語の授業をステップアップしたい先生のために書きました。

第1章 場づくりから考える国語学習
    ―言語活動とアクティブ・ラーニング―
 1 言語活動をどう考えるのか
2 国語科に求められる協同的学習
 3 協同学習成立に必要なこと
①目的の明確化/②場の設定/③時間の設定
④まず自分の考えをまとめる/⑤聞き合うルール
⑥適切な教師の立ち位置/⑦聞き合える土壌/⑧個々の観察
 4 アクティブ・ラーニング時代にも求められる一斉指導とは
 5 「伝統的な言語文化」は体感で教える
    (1)小学校で古文漢文の入ってくる意義とは
    (2)「親しむ」とは、どうすることか
 6 国語学力を高めるために
    (1)言語感覚を育てる
    (2)言語感覚チェック
    (3)言語姿勢が個を育てる

Q1 学びにくい子どもへの対応は?
Q2 音読は、感情をこめるべき?淡々と読むべき?

第2章 国語教師力をアップする(もしくは高める) 文学教材 指導のポイント
1 ステップアップのために意識する3つの観点
   (1)国語の力をつけること
   (2)情景描写を読み取ること
   (3)精神的なレディネスを踏まえること
2 イメージを大切にする
(1)言葉にはイメージがあることを教える
    (2)イメージの授業の実際
3 人物設定の視点から見る―教材「ごんぎつね」を例に―

Q3 子どもの生活圏にない言葉は、どう指導するの?

第3章 国語教師力をアップする(もしくは高める) 説明文教材 指導のポイント
1 ステップアップのために意識する3つの観点
(1)指導目標を具体化すること
(2)説明文を読む目的を明確にすること
(3)初読以上の深まりを感じさせること
2 説明文でこそ国語力をつける
    (1)読む力は音読と非連続型テキストでつける
    (2)まとめる力は指針を示して
    (3)書く力は短作文づくりで鍛える
 
 Q4 説明文と物語文の音読は、違うの?
Q5 なぜ、書写するべきなの?

第4章 国語通信で家庭と授業をつなぐ
 1 なぜ国語通信を出すのか
    (1)家庭での誤った指導を是正する
    (2)子どもの作品を載せることで意欲を高める
 2 実例で見る国語通信
    (1)授業内容を伝える
    (2)国語テストの分析・解説
    (3)本の紹介
    (4)国語のコラムを入れる
    (5)学習や宿題のポイントを示す
    (6)子どもを認め、励ます

 Q6 じっと鉛筆を持ったまま書けない子どもはどうしたらいい?
   
第6章 スキルアップするための国語科ヒドゥンカリキュラム
 (1)文章を読む習慣を持つ
 (2)まとまった文章を書く機会をつくる
 (3)辞典を手元に置く
 (4)言語感覚を磨く
 (5)語彙を豊かにする
 (6)子どもから聞き切る力を持つ
 (7)プレゼン(説明)を練習する
 (8)コミュニケーション能力を高める
 (9)発声力・朗読力を磨く
 (10)ユーモアを鍛える

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