子育てのヒント 思春期の言葉がけ 「ネガティブな言葉で人は動けない」

Posted By taga on 2023年9月17日

 親は子供に対して、どうしても
「早くしなさい」
「勉強しないと・・・」
「本気でやりなさい」
というような言葉を発します。
これは、大人が子どもに対して不安になっているからなんです。
 そして、子どもに、なんとかして「このままではいけない」という意識を持ってもらおうとするんです。
 でも、そんな言葉で子どもが動けるでしょうか?
 よく考えてみてください。人は、ポジティブな言葉を受けてこそ、動きやすいのです。
否定的な言葉を受けて「よし、がんばるぞ」となるわけがありません。
 また、まともな話も、受け入れられません。
 僕が高校生の時に、母が分厚い手紙をくれました。もらった段階で何が書いてあるかは想像つきました。
「あなたの最近の生活態度を見ていて・・・」
とかいうことが書いてあったに違いないのです。
僕は読まずに、そのまま手紙をゴミ箱に叩き込みました。
 受け入れようという心がないときは、そういうものは通用しないということです。
 思春期の子どもとは少し距離をとった方がいい。
距離をとるからといって、愛情が薄くなることではなくて、押し付けがなくなるということなんです。

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