言語が差別を助長する面がある

taga | 2022年10月18日

例えば、ヘレンケラー。 彼女の中に めくら(blind) 黒人(nigger) という言葉が入ってくるまでは、 そうした存在も知らないのだから、差別があるということは彼女の中には存在しなかった。 言語は、特定の連環を持っ [...]

真っ赤なペンキは、外側だけ赤くする

taga | 2022年10月16日

真っ赤なペンキを塗れば、 そのもの自体も真っ赤になるのかというと、そうではない。 ペンキで塗られたから 色がついただけに過ぎない。 自分の意志でぬぐおうとすれば、ぬぐえるし、 いつかペンキそのものは風化していき、はげてい [...]

知らないことは意地悪になる

taga | 2022年10月11日

「知らないことは、意地悪になる」 僕はこのことを子どもたちに言い続けてきた。 今から三十年以上も前に頂いた見知らぬ方からのお手紙。 「はじめてお便り申し上げます。 私は障碍を持った12歳の男の子の母親です。 私の息子は生 [...]

働き方改革?

taga | 2022年9月29日

優秀な人材が集まらなくなってきていると言われる 学校の教師。 最大の要因は、働き方うんぬんよりも、 仕事の量と質が、給料に見合っていないということにつきる。 そう思うのです。 世界との比較でみると、 教員の給与は、第15 [...]

子どもは宝物

taga | 2022年8月31日

今日、西宮の学校で2時間講話。 最後に、子どもは宝物だという 話をした。 矢崎節夫さんの「みすゞコスモス」から。 阪神大震災で被災した耳の聞こえない御夫婦。 一人娘だけが水等の生活に必要のものの配給の声に反応して出ていく [...]

七夕に思う

taga | 2022年7月7日

25年前、 一年生担任で、入学式の受付で子どもたちを出迎え、 バラの造花を胸に付けていた。 そこに現れた身体の大きな子ども。 顔は包帯でぐるぐる巻。 聞けば、空き地のドラム缶で 物を燃やしていたところへ スプレー缶を放り [...]

新卒を守ろう

taga | 2022年6月22日

今年の新卒が各地で苦しくなっているという声を聞く。 そりゃ、そうなるだろう。 コロナでいろいろなことが規制されて、かつ、仕事が増えた。 ところが、今年から自粛していた行事が復活。 プール学習や校外学習など、 どんどん普通 [...]

教師二元論 ②

taga | 2022年6月20日

② GTОと金八先生  「金八先生」武田鉄也  思春期の子どもの大きな問題をセンセーショナルに取り上げたのが、「金八先生」でした。シンナー、徘徊、妊娠、校内暴力など、これまで触れられていなかっただけで、実際には各地の学校 [...]

教師二元論 ①

taga | 2022年6月19日

「教師とは、いったいなんぞや。」 「理想的な教師像とは何か。」 教師というものは、常にこういう言葉にさらされます。また、不思議なことに、教師自身も、常に「教師とは?」ということを模索しているところがあるのです。 他の職業 [...]

南あわじ、四日目。

taga | 2022年6月18日

6年生でのブックトーク。 資料を「どうぞ」と言って配ると 一番前にいる子どもは 全員、 「ありがとう」 と言って受け取る。 クラスで大事にしていることが 見えてくる。 これはスムーズにいくだろうと 感じる。 クラスに投げ [...]