選手宣誓

Posted By taga on 2012年3月26日

石巻の主将の選手宣誓が評判になった。

人生はドラマだ。

クジで宣誓を引き当てたということこそ、ドラマだ。

 

さて、その内容よりも

話し方に注目したい。

 

なぜ、人々に阿部ショート君の言葉がひびいたのか。

 

彼の滑舌がしっかりとしていることが大きい。

口を縦に開いて、言葉を一節一節かみしめるように発する。

 

背筋を伸ばし、暗記して話すのは、こういう宣誓では当然のことだが

子どもに発表させるときの一つのお手本になる。

 

一つの、である。

 

人には個性があり、それぞれの個性で伝えられるようになればいい。

 

僕と盟友の東田さんが、その典型である。

僕の語りと東田さんの語りは、全く違う。

というよりも、彼にはかなわないと言ったほうがいいのだけど・・・。

 

東田さんの語りは、朗々としてよどみがない。

ある意味、演出を感じさせる。

 

僕は、淡々としながら、

思いに引っかかる。

初めての講演をするところでは、

「風邪をひいているのではありません。」

と言うほど、声がきたない。

 

それでも、「みんなちがってみんないい」

と考えるようにしている。

 

 

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