責任者、出てこい

Posted By taga on 2012年3月27日

昔、人生幸朗さんという漫才師がいらっしゃった。

 

僕が子どもの頃に、もうおじいさんだった。

世相や歌謡曲の歌詞などに文句をつけて、

「責任者出てこい」

という決めぜりふで、それなりにおもしろかった。

 

たとえば、

「長崎から舟に乗って、神戸に着いた・・・」

という歌詞にかみついて、

「長崎から神戸に直通の舟なんかあらへん。責任者出てこい。」

という感じ。

 

テレビを見ていて、腹が立つと、

いつも人生幸朗さんを思い出す。

 

さて、朝ズバを見ていて、

あまりにもくだらないことに、腹が立ってしまった。

 

東京スカイツリーの特集で634メートルに着目した商品を採り上げていた。

そこまでは、いい。

 

しかし、634メートルの山を探し回って、新潟の弥彦山に登って、

そこからの絶景を眺めるに至っては

「なんてくだらないことを・・・。なんの意味もない。」

と、思わざるを得ない。

こんなくだらないことに金をかけて、いったい何がおもしろいんだろう。

テレビ人として、恥ずかしくないのかな。

こんなことを思い出したら、年がいった証拠だろうな。

 

でも、思うなあ。

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