国語のスキルアップとして身に付けてほしい「10しるべ」 ⑨

Posted By taga on 2015年2月28日

⑨ 音読などの発声力、発音力を持つ
 子どもに声を届けられないのは、教師としては苦しいことです。
すべての教科にわたって、いや、学級づくりにも影響が出ます。
 中でも、音読が下手というのは、致命的な欠陥です。
優れた国語教師は、音読だけで読みを深めることができるのですから。
 僕は、ぼそぼそと話して聞き取りにくい話し方の教師でした。
今でも、ふつうに話す時は、聞き取りにくいという表情をされることがあります。
しかし、講演や授業では、スイッチを切り替えて話せます。
 音読は、練習次第でいくらでも上達できます。
 だからこそ、国語教師は音読の鍛錬をしなくてはならないのです。
 教師の音読の力が、子どもたちに伝わっていくのです。

 僕は今でも、講演に自家用車で出かけるときは、車内で
「アエイウエオアオ
 カケキクケコカコ・・・」
と、発声練習をしています。
続いて、早口言葉で滑舌の練習もしています。
 練習はいつも必要なのです。

About The Author

taga

Comments

Comments are closed.