国語のスキルアップとして身に付けてほしい「10しるべ」 ⑩

Posted By taga on 2015年3月1日

⑩ ユーモアを鍛える
 国語教師には、ユーモアが特に必要です。
言葉の学習をするときに、ユーモアのある先生は、
子どもたちに笑いをもたらせます。
言葉の学習では、楽しさや気楽さというものが必要なだけに
、ユーモアのあるなしは大きいのです。
落語で勉強することをお薦めします。
落語は言葉の芸術です。
しかも、人を笑わせる芸術なのです。
間、フリ、オチ・・・。
全て授業に結びついていくものですね。
優れた教師は、分かり切ったことを言っていても、間だけで笑いがとれるものなのです。
 青い鳥文庫を読んでいた六年生がいたので、借りて音読して見せたら、とてもうけてしまいました。
僕の読み方だけで大笑いとなったのです。
女子高生同士の会話をデフォルメして音読したからです。
 そういうのも、技術の一つなのです。
教師を通って出てくるいろいろなことが、何
かしらユーモアになっているということは、子ども達を安心させるものでもあるのです。

 ユーモアを鍛えるために、
・清水義範のショートショートを読む。
・落語や漫才を観に行く。
・吉本新喜劇を観る。
・中村健一さんのお笑いの本を読む。
等のことは、どうでしょうか。

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