良い授業を見た

Posted By taga on 2011年10月15日

伊丹の小学校の授業を見せていただいた。

一年生の国語、「けんかした山」の授業。

 

良い授業だった。

3連休明け、5時間目の一年生。

まともな授業になるはずがない。

 

でも、いい意味で期待を裏切る授業だった。

 

何が良い授業かって?

 

子ども一人一人にきちんと対応した授業だったから。

先生の姿勢、笑顔、引き出すムードがすばらしかった。

子どものつぶやきに対して、ていねいに言葉を添えていく。

こどもたちが、安心してつぶやく。

大声もいらない。

 

確かな技術を感じた。

 

発問がいい。

「どんなときにしょんぼりしたか、ちょっと教えて。」

こういう発問で子どもたちがやわらかく反応する。

板書も整理されていて、見やすかった。

少し板書の意図としては不満もあったが、たいしたことではない。

 

子どもたちの集中が続いた。

 

25分間は。

 

そこから、少し盛りだくさんにしすぎたために、子どもたちの集中が切れていった。

独りの書き込みーー二人で聴き合いーー劇化

これは多すぎる。

読み取りとしても不満が残った。

 

まあ、この条件下の一年生であれば、上出来かな。

 

単元のめあてが「楽しく読む」ということだったから

単元めあては達成している。

 

この学校のテーマである

「ひとりひとりを大切にする授業づくり」は、充分である。

 

だから、すばらしい授業だったと言える。

うちの若い連中にも、見せてあげたかった。

 

 

 

 

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