多賀マークの教室日記

教育にかかるよしなしごとを、つれづれなるままに・・・。
「教育」というと、力の入った人か、アウトサイダー的な方かの両サイドが目立つ。
僕は、港と山にかこまれた神戸という風土で肩を張らず、妥協もせずに見つめてきた目から、今を語りたい。

教師塾は4月9日

Posted By taga on 2017年2月2日

今年の春の教師塾は、4月9日の日曜日。
その前の土日では、まだ担任も分かっていないので。

日曜日で次の日から学校があるので
9時半~18時。
晩飯で打ち上げて帰るという感じにする。

参加資格は、30才未満もしくは小学校経験10年未満。
僕と面識があること。
(全く知らない方は、やはり・・・)

今回も関学の木下先生が来てくださる。
算数についてのアドバイスが具体的にいただける。

◆ 時程は、
9時半から、多賀のオープニング講座。
      木下さんの算数の授業開き。
10時半か11時くらいから、各自でのアクティブラーニング。
      僕との新年度の具体的なアドバイス。・・・個別指導。

◆ ※ 食事は全てこちらで用意。アレルギーのある場合は先に連絡すること。
  ※ できるだけ新年度の具体的な学級計画や教科の計画を用意してくること。
  ※ 持ち物は、パソコン、USB、学校の行事予定など。
         教科書、ワークなども。
         自分のノート、筆記用具。飲み物。みんなで食べるお菓子。
  ※ スカート禁止。ジャージでもよいが、楽な恰好で。
  ※ 参加費は、やる気と熱意を持って代わりとする。
  ※ 定員は12名。
◆ 参加希望は、多賀まで。

12名、満席になりました。

評価について、考える日です

Posted By taga on 2017年1月31日

アクティブ・ラーニング時代と言われますが、もう一つ明確に見えてこないのが現場の実態ではないでしょうか。特に、その評価をどうしていけばよいのかというと、暗中模索に近いところもあろうかと思います。今回は、その評価に絞り込んだセミナーです。教育評価の研究を深める岡田広示と多くの学校現場を巡って実態を考えている多賀一郎とで、これからの評価に特化して考えるセミナーを開きます。
◆ 日時 2017年4月1日【土】13時半~17時
◆ 場所 神戸 東灘区民センター 8F会議室1 JR住吉駅下車2分
◆ 内容
① 13時半~14時20分 アクティブ・ラーニング時代の授業評価のあれこれ
   多賀一郎
② 14時半~15時半 アクティブ・ラーニングにおける授業評価
   岡田広示
③ 15時40分~16時50分 対談と質疑応答
◆ 参加費 3000円
◆ 懇親会 18時~20時半 神戸酒心館さかばやし
  4500円程度 今回は、少人数です。日本酒を少々飲みます。8名のみ
◆ 岡田 広示(おかだ こうじ)兵庫教育大学教職大学院修了。兵庫県公立小学校教諭。目標・評価を軸にした実践をすすめる。《単著》『観点別でよく分かる!小学校各教科「評価・評定」のすべて』《編著》『学級を最高のチームにする極意最高のチームを育てる学級目標作成マニュアル&活用アイディア』(明治図書)など
◆ ■多賀一郎 神戸大学附属住吉小学校を経て私立小学校に長年勤務。現在、追手門学院小学校講師。京都橘大学非常勤講師。専門は国語教育。元日本私立小学校連盟国語部全国委員長。『総合教育技術』で「教師教育の深層」を連載中。著書『学校では教えてくれない信頼される保護者対応』『国語教師力を鍛える』(明治図書)『全員を聞く子どもにする教室の作り方』(黎明書房)『学校といっしょに安心して子どもを育てる本』(小学館)他多数
◆ 申し込みは下記から

http://kokucheese.com/event/index/451199/

『大学では教えてくれない 信頼される保護者対応」

Posted By taga on 2017年1月28日

明治図書から
先行予約が始まった。
この本は、最初、ふつうの保護者対応の本を書いていたんだけれども、
若手教師と話していて、
「えっ、こんなことも分からないんだなあ。」
と思うことがあまりにも多いので、
「では、ここまで書いておこう」
と、ベテランにとっては当たり前のことも
丁寧に書いたつもり。

僕の保護者対応の基本は、まじめさであり
誠実さである。
結局は、それが信頼につながる。
ただ、
「まじめです。」
「誠実にやっています。」
と言うだけでは、通じない。
ほんのちょっとした心遣いで
大きく関係が変わることもある。
そういうことを書いたつもりだ。

http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-098324-7

東京で、教師教育のイベント 3/29

Posted By taga on 2017年1月23日

ここ数年で学校現場には大量に若い先生たちが増えました。多くの学校では初任から6年目までの若手教師が半数を占めています。これまで学校現場で培われてきたOJTが機能しなくなっているのです。加えて、保護者が変化して、若い教師だからといって、じっくりと待って育ててくれることもなくなりました。では、出口としての大学では、どうでしょうか。教師として学生たちを送り出す体制や技術が整っているのでしょうか。教師としてすぐに現場の厳しさに直面していく学生たちに対して、十分な教師教育がなされているとは思えません。これからの教師教育の在り方について考えるのは喫緊の課題だと思われます。
 追手門学院小学校で教師教育を専門として若手育成に携わり、大学でも教えている立場の多賀と、ミドルリーダーとして現場で苦悩する飯村、松下の3人で、これからの教師教育を考え合う「場」を作ります。現場の教師教育で悩むみなさん、増えてきた若い教師にミドルリーダーとして何をどう伝えていくのか試行錯誤している先生方も、共に考えませんか。教職10年以上、または、30歳以上の方に限定とします。
 今後、つながりあっていける場にもできればと考えています。
日時 2017年3月29日 午後1時~5時
場所 学事出版 お茶の水駅近く
内容 基調停案 多賀が60分「今の教師教育、これからの教師教育」
ミドルリーダーからの提言 飯村友和 松下崇 30分ずつ
   そのあと、2つに分かれて、テーマごとに話し合い。
参加費 2000円
懇親会 5時半から7時半 近場で4000円くらい
■多賀一郎 神戸大学附属住吉小学校を経て私立小学校に長年勤務。現在、追手門学院小学校講師。京都橘大学非常勤講師。専門は国語教育。元日本私立小学校連盟国語部全国委員長。『総合教育技術』で「教師教育の深層」を連載中。著書『ヒドゥンカリキュラム入門』『国語教師力を鍛える』(明治図書)『全員を聞く子どもにする教室の作り方』(黎明書房)『学校といっしょに安心して子どもを育てる本』(小学館)他多数
◆ 飯村 友和(いいむら ともかず) 千葉県八千代市の小学校教員
NPO法人授業づくりネットワーク理事  「道徳のチカラ」U-40代表
【単著】『どの子の信頼も勝ち取る! まずは人気の先生になろう!新卒3年目までの最強クラスづくり』他【共著】『子どもの顔がパっと輝く!やる気スイッチ押してみよう』(明治図書) 他
◆ 【松下 崇(まつした たかし) 】 1979年横浜市生まれ。横浜市小学校教諭。
「教室に自治を!!」を合言葉に、2013年より自治的能力向上研究会を仲間と共に結成し、活動。自身も悩み苦しむ若者のひとりであったが、学級づくりを中心に学び続け、学校現場で日夜全力投球中。
【著書】『学級を最高のチームにする!365日の集団づくり 6年』(明治図書)

◆ 申し込みは下記から
 https://ssl.kokucheese.com/mypage/index/443166/851fcd091046cdc47f01174158cd5166/

久しぶりのサンデー

Posted By taga on 2017年1月22日

先週は、
月曜日、追手門から尼崎の学校へ行き、
模擬授業からのアドバイス。
水曜日は、別の学校での授業研の指導。懇親会。
木曜日は追手門から、東大阪の学校で若手の授業を見ての指導。
金曜日は、朝、いろいろあり、
夕方から追手門で保護者対応の講演。懇親会。
土曜日は、豊岡の日高町で、中堅の研究会での講演。懇親会。
特に、金曜の朝のトラブルはこたえた。
イレギュラーなことは、セーブしたり準備したりできないから
コンディションにまともにひびく。
でも、そんなこと言ってられないときもあるということだ。

ということで、今朝は疲れた。
教え子一家が来るはずだったが、
子どもが熱を出してパス。
おかげで、少し余裕ができた。
貧乏暇なしはありがたいことだと思っている。
でも、マンデー毎日はほどほどにしないといけないなあ。

黙祷

Posted By taga on 2017年1月17日

今日は祈りの日だ。
僕の家は神戸の北区だから、
大したことはなかった。
ただ、家にひびが入り、ガスがそこらじゅうに充満して
学校はバッテンだらけで
半壊の家が周りにいくつかあっただけ。
ただそれだけ。
僕の愛した街がどうなっていたかを知るのは、
ロスの友だちから
「大丈夫か」
の連絡が来てからだった。

あの日以来、
僕はいつか突然明日がなくなることはあると実感した。
だから、日々を大切に生きる。
そのことを改めて思う日。

なんでもアウト

Posted By taga on 2017年1月10日

鯉に酒を飲ませる神事について
ネット上で問題になっているらしい。
鯉に対する虐待だと言うのだ。
そんなことばかり言っていたら
そのうち、
「なまはげは、子どもがトラウマになる虐待だ。」
とか、
「左義長は、環境破壊だ。」
とか、
「クリスマスのローストチキンは動物愛護に反する。」
とか。
そんなことばかりになるだろうなあ。

町内のもちつきは不衛生だからだめだという根拠は、
たった一軒の例だけ。

幼稚園の声がうるさいから、
壁を造るということと、発想が通じる。
こういうのを、せちがらいと言う。

2017年初に思うこと

Posted By taga on 2017年1月2日

年末からずうっといろいろと思い、考えて、
物憂い新年。
人はなんのために生きているのか?
と聞かれたら、
「人の役に立つため」
と答えていたときがある。
しかし、どんなにがんばっても世の中の役に立てない人もいる。
相模原の惨殺事件の犯人は
そういう人たちを襲った。
衝撃的だった。
あれ以来、ずっと考え込んでいる。
人のためになれと教えることは、一方で、それのできない人間を否定することになるのではないかと。

「あなたは、そのままでいいんだよ。」
という言葉の意味を
もう一度かみしめている。

相模原の事件では、被害者の氏名や生きていた姿が公表されない。
マスコミは、
「被害者家族の承諾が得られないから。」
と言う。
では、他の犯罪被害者に対しても
いちいち被害者家族に承諾を得ているのだろうか。
それも差別ではないのだろうか。

家族が承諾しないのは、世間からの二次攻撃のようなものが怖いからだ。
その家族だからと差別するかもしれない。
なぜ施設に入れたと非難するかも知れない。
親族の結婚に差し支えあるかもしれない。
昔、親しくしていた教師がいた。
恋人の弟が障碍者だと知って、別れた。
「黙っていたことが許せなかった。」
ともっともらしいことを言ったので、僕は彼との関係を切った。
人は、かように差別をする。
どの人間の心にもその芽はある。
自分だけは違うなどと思えない。
しかし、その芽を大きくせず
越えて行けるのもまた、人間である。
その芽をはなから否定するのではなく、
自分を真摯に振り返って考えていくこと。
差別はどの人間の心にもあるというのが
原点だと思う。
新年から、ずっとそんなことばかり考えている。

「だあっ会」

Posted By taga on 2016年12月27日

前の職場のメンバーと「だあっ会」。
久しぶり。
まる一年ぶりかなあ。

昔話に花が咲く。
あの頃はよかった話だが、
たまにはいいんじゃないかな、楽しいから。

30年も前のこと。
摩耶山の遠足に3,4年生合同で出かける日。
僕は運動場で窪みに足をとられて捻挫。
足が腫れてきたので学校待機。
3年の担任も体調不良で一人がお休み。
つまり、二人の先生で120人の子どもたちを引率して出かけた。
2時間ほどしてから、JR灘駅から電話がかかってきた。
僕が出た。
「あのう、甲南小学校さんですよね。
たくさんの子どもさんたちが無賃乗車されたんですけど・・・。」
なんのことか初めは分からなかったが、
どうやら、3,4年生は住吉駅から灘駅まで料金を払わずに行ってしまったらしい。
あわてて駅まで支払いに行った。
後で聞いたところ
二人の引率の先生たちは、お互いに相手が払っていると信じていて
堂々と駅の改札を通り過ぎてしまったらしい。
120人の集団無賃乗車なんて、いまだとニュースになってしまうかもしれない。
おおらかな時代。

運動会のダンスで初めて担当させられ、
子どもと一緒に踊れと先輩に言われて
「こんなの素面でできないぞ。」
と、二人で職員室の冷蔵庫にあった夏みかん酒をぐい飲みして
運動場に飛び出して行ったこと。
ラロ・シフリンの「キングコング」ダンスだった。
これも、今の時代なら問題になったろうね。
「運動会で小学校教師が飲酒して指導・・・」
とかなんとか。

なんか楽しくない時代になったねえと
三人で笑いながらの4時間。
心の洗濯になる。

障害者差別解消法を現場でどう考えているか

Posted By taga on 2016年12月25日

 「合理的配慮」というものをどうとらえるのかということについては、
学校現場を回っていて、捉え方がまちまちなことに気づく。
学校というところは、法律を解釈していくことの苦手な場所だと思う。
典型的な例をあげると、中学の部活動。
法的な根拠が全くないことなのに、当たり前のように行われている。
僕はそのこと自体に批判はないが、欧米ならあり得ないこと。
法律とは別の原理で動くのが学校現場なのだ。

 スロープをつける等の設備としての合理的配慮などははっきりしているので、
どの学校でも考えるし、保護者と話し合って合意することは比較的可能である。
 しかし、「あの子」に対する指導の仕方が合理的配慮を欠くとは、どういうことなのか?
合理的配慮を欠いたらどうなるのか?
ということまでは、現場の教師たちは考えていないことが多い。
「立ち歩いていたら、びしっと怒鳴りつけて座らせろ。」
と豪語する父性の強い教師は、
怒鳴りつけられて怖いから不登校になる子どもが出たとき、どうするのか。
「あの先生が怖いから学校にいけない。」
と言われたら、どうするのか。
どこにも合理的な配慮はない。
一つ間違うと訴えられかねない。
そういうところをきちっと研修しておかないといけない。
当事者の保護者の方は法律をよく御存じなのだから。
 学校の研究授業の学習指導案には「あの子」に対する指導を書きましょうと、いくつかの指導校では話している。
学校としてメンタルな合理的配慮にも心配りしているという姿勢を見せるのである。