懇談に望むとき

taga | 2013年11月21日

懇談の話をしてほしいと 昆陽里の研究主任に頼まれて、話をした。   その一部だけ、書く。 「緊張は、お互い様です。 •保護者も緊張して臨んでいます。 •ふつうの親にとっては、唯一の子どもの話を聞く機会です。 • [...]

ねえねえ、これ見て

taga | 2013年10月31日

一年生の授業を参観していたら、 一番後ろに座っていた子どもが、 後ろを振り向いて、僕を呼んだ。   「ねえねえ、これ見て」 と、自分の書いたワークシートを見せる。 「ほう。たくさん書けてるね。」 「こことここも [...]

公園の中学生

taga | 2013年10月29日

夕方、犬の散歩で公園を通った。   部活帰りの中学生の男子が二人。 たそがれているのかと思ったら、 一人が語り出した。   「勉強できないって、あきらめたらあかんのちゃうか。 バレーボールだって、がん [...]

子どもを怒鳴る

taga | 2013年10月27日

子どもを怒鳴るなんて、 誰だってしたくはない。 できるだけ、しない方がいい。 第一、労力を使いすぎる。 そして、まともな教師は、怒鳴った自分を恥じる。 「怒鳴る以外のてだては、なかったんだろうか。」 とね。   [...]

偲ぶということ

taga | 2013年10月26日

10月26日は、 久保田幹人くんの命日。 「偲ぶ」という言葉は、字の通り、 「人を思う」ことである。   いつも、霊前で手を合わせるとき、 彼を偲ぶとともに、 改めて、決意を確かめる。   「精一杯、 [...]

「お前はもう死んでいる」

taga | 2013年10月7日

先日、教え子と飲んでいたとき、 「僕らは『北斗の拳』は、多賀先生から教わった。」 というので、 「そんなもの、教えてない。」 と言ったら、 「ドッチボールのとき。」 だって。   確かに。 子どもとドッチボール [...]

消化訓練の事故

taga | 2013年8月8日

消防団が防火訓練でアルコールをつぎ足したところ、 炎がとんで、 小学生たちが大やけどをおったとのこと。 かわいそうに。   走馬燈のように17年前の子どもの姿が浮かんできた。   一年生の担任で入学式 [...]

晋さんとの対談を終えて

taga | 2013年7月17日

石川晋さんとの対談は、一部のラストの約50分間を加えて 2時間半に及んだ。   今回は本にまとめるということを意識はしていたが、 それでも、ある程度自分の思いを交えることはできたかなと、 思っている。 &nbs [...]

「先生が笑ったから」

taga | 2013年7月13日

今でも、ときどきこの言葉を思い出す。 33年前に二人の子どもから言われた言葉。 僕は、ほんとに分かっていない教師だった。 帰国子女学級も五人をこえ、 みんなで手打ち野球ができるようになった。 バッターボックスに入った一人 [...]

新卒は二人の担任から

taga | 2013年7月12日

僕の教師人生のスタートは、帰国子女学級の四年生。 スタートは、子どもが二人だけだった。 帰国子女学級は、随時入学してくる。 しばらくして一人増え、 また一人増えしていった。 なんの基礎も基本も知らない新卒教師。 それが海 [...]